がんについて知ろう!

更新日:2025年09月09日

がんは、日本人の2人に1人がかかるといわれています。がんの種類によっては進行が非常に早い場合があるため、定期的にがん検診を受けることが、早期発見・早期治療につながります。この機会に、がん検診を受けましょう。

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胃がん

日本人がかかりやすいがん

50代からかかる人が増加し、男性に多いがんです。
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染と喫煙や食生活などの生活習慣が胃がんの発生リスクを高めるといわれています。具体的には、塩分の摂りすぎや野菜・果物の摂取不足、喫煙などの影響が指摘されています。

早期発見が大切!!
胃がんの生存率

〇胃がんは早期の段階では自覚症状がほとんどなく、かなり進行しても症状がない場合もあります。そのため、症状がなくても、定期的にがん検診を受けましょう。

〇「要精密検査」となった方は、必ず精密検査を受診しましょう。

〇胃の痛み、胸やけ、吐き気、食欲不振などの症状がある場合は、検診ではなく、速やかに近隣の医療機関(内科や消化器内科など)を受診するか、かかりつけ医に相談してください。

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肺がん

もっとも死亡数が多いがん

がんの部位別死亡数の第1位です。肺がん最大の原因は喫煙です。特に喫煙開始年齢が早かったり、喫煙量が多いほどかかる可能性が高くなります。

早期発見が大切!!
肺がん生存率

〇肺がんは早期には症状がみられないことも多く、進行して初めて症状が出ることもあります。そのため、症状がなくても、定期的にがん検診を受けましょう

〇「要精密検査」となった方は、必ず精密検査を受診しましょう。

〇痰に血が混じる、胸の痛み、動いた時の息苦しさや動悸などの症状がある場合は、検診ではなく、速やかに近隣の医療機関(内科・呼吸器内科など)を受診するか、かかりつけ医に相談してください。

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大腸がん

近年増加しているがん

肉などの動物性脂肪を多く摂り、食物繊維を摂らないといった食生活の欧米化により、かかる人が増えています。そのほか、運動不足や喫煙、飲酒などの生活習慣も大腸がんのリスクを高める原因となります。
 

早期発見が大切!!
大腸がん生存率

〇早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。そのため、症状がなくても、定期的にがん検診を受けましょう。

〇「要精密検査」となった方は、必ず精密検査を受診しましょう。

〇便に血が混じる、貧血による症状、便秘や下痢などの症状がある場合は、検診ではなく、速やかに近隣の医療機関(消化器内科など)を受診するか、かかりつけ医に相談してください。

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子宮頸がん

女性なら誰でもかかる可能性があります

子宮頸がんは、20~30代の若い年代での発症が増加しています。子宮頸がんの発症には、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関係しています。ヒトパピローマウイルスは、性経験のある女性であれば、50%以上が生涯で一度は感染するといわれている一般的なウイルスです。

早期発見が大切!!
子宮がん生存率

〇がんになる前の状態である異形成や上皮内腺がんの時期には症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。子宮頸がん検診では、がんになる前の段階で発見することができます。症状がなくても、定期的にがん検診を受けましょう。

〇「要精密検査」となった方は、必ず精密検査を受診しましょう。

〇月経でないときの出血、性交時の出血、においを伴う茶色や膿のようなおりもの、水っぽいおりものなどの症状がある場合は、検診ではなく、速やかに近隣の医療機関(婦人科など)を受診してください。

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乳がん

女性で一番多いがん

30代より発症率の上昇がみられ、それ以降も高い状態が続きます。日本人女性の9人に1人が生涯のうちにかかるリスクがあるといわれています。

早期発見が大切!!
乳がん生存率

〇早期の段階では自覚症状はほとんどありません。そのため、症状がなくても、定期的にがん検診を受けましょう。また、日ごろから乳房のセルフチェックを行いましょう。

〇「要精密検査」となった方は、必ず精密検査を受診しましょう。

〇乳房のしこり、乳房にくぼみができる、乳頭から分泌物が出るなどの症状がある場合は、検診ではなく、速やかに近隣の医療機関(乳腺科、乳腺外科など)を受診してください。

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はじめよう!ブレスト・アウェアネス

ブレスト・アウェアネスは、乳房を意識する生活習慣です。日ごろから乳房に関心を持ち、セルフチェックや定期的な検診受診で異常を見過ごさないようにすることが大切です。

【ブレストアウェアネスの4つのポイント】

1.自分の乳房の状態を知る

2.乳房の変化に気をつける

3.変化に気づいたらすぐ医師に相談する

4.40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

 

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