村木靖弘【中央消防署救助係・令和2年度採用】
これから消防職員を目指す皆さんへ
どのような仕事をしているのか教えてください!
私は、令和2年度に加古川市消防本部の消防士として拝命を受け、現在は中央消防署の特別救助隊員として日々業務に励んでいます。普段は火災、交通救助、水難救助、山岳救助など様々な救助現場で人命を救う仕事をしています。これらの救助活動では訓練で身に付けた知識と技術、さらには特殊な資器材を駆使し、助けを待つ要救助者を救うために全力を尽くします。救助現場は一つとして同じものはなく、自らの命の危険と隣り合わせな時もあります。だからこそ日々の訓練に励み、多種多様な災害に備えています。
消防士を目指した理由を教えてください!
私は身近に手話を学ぶ環境にあり、耳の不自由な人と関わる中で「緊急性がある現場で手話ができる人が消防にいたら安心できる」と伝えられたことがあります。幼い頃から体を動かすことが好きで、学生時代より様々な部活動に参加し、自身でトレーニングにも励んでいましたが、人の役に立ちたいという気持ちがあり、特に人の命を救うということに幼い頃から憧れを強く感じていました。自身の将来を考える中で、困っている人や苦しんでいる人の元へ駆けつけて自分の手で助けたいという思いが強くなり、体力と手話の能力を活かし、最前線で人を助けることができる仕事は何かと考え、消防士を目指しました。
消防士を目指す方へエールをお願いします!
消防は過酷な現場や厳しい訓練といった辛いイメージがあると思います。しかし、現場では上司のサポートがあり、厳しい訓練は仲間と一緒だからこそやり遂げることができます。
決して楽な仕事ではありませんが、市民の方から感謝の言葉をもらうたび、仕事に対してやりがいを感じます。これから消防士を目指す皆さんと一緒に仲間として働けることを楽しみにしています。
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更新日:2024年04月01日