2012年10月号(特集・ミニ特集・タウンタウンなど)

更新日:2019年12月23日

体をのびのび動かそう

  秋はスポーツを始めるのによい季節です。みなさん体を動かしていますか。市内には気軽に体を動かすことができるスポーツ施設のトレーニングルームがあります。健康維持や体力づくりのために利用してみませんか。

 

 

トレーニングルームを利用しよう!

  市内4カ所の施設にはトレーニングルームがあります。初めて利用する人は初回講習を受けてください。スタッフがマシンの使用方法やトレーニング方法をていねいに指導します。

 

 

筋力トレーニング

 筋力アップすることで脂肪を燃焼しやすくすると言われています。ここでは代表的な筋肉を動かすことができるマシンを紹介します。

レッグプレス

太もも
 お尻
  重りがついたプレートを蹴り出し、太もも・お尻を鍛えます。


チェストプレス


  重りがついたバーを押し出し、胸を鍛えます。
日岡山体育館にはありません。


アブクランチ

 お腹
  重りがついたバーを押し下げ、腹筋を鍛えます。
日岡山体育館、スポーツ交流館にはありません。


ラットプルダウン

背中
  重りがついたバーを両手で上から引っ張り、背中を鍛えます。


ローマンベンチ


  上半身を持ち上げ、腰を鍛えます。


ワンポイント

  • 一つ一つの動作をゆっくりと行いましょう。早く動かすと効果がありません。
  • 呼吸を止めないようにしましょう。力を入れたときに息を吐くと効果的です。
  • 鍛える筋肉を意識して動かしましょう。

 

 

有酸素運動

 有酸素運動は脂肪燃焼や心肺機能の向上に効果的です。自分に適したペースで10分以上行いましょう。

エアロバイク

 自転車のように足でペダルをこぎます。ペダルの重さを調節できます。


トレッドミル

 動くレーンの上でウォーキングやランニングをします。レーンが動く速度や傾斜を調節できます。


ワンポイント

 友達と話をしながらでも気軽にできるウォーキング。汗ばむぐらいのスピードや広い歩幅で歩くことで「ウォーキング」の効果があると言われています。無理のない範囲で挑戦してみましょう!

 

 

体力測定をしてみよう

 自分の体力や適した運動量を知るために、体力測定をしてみませんか。日岡山体育館では定期的に体力測定を行っています。また、他の施設でも体力測定のイベントがありますので、ぜひ参加してください。


日岡山体育館の体力測定

  • 測定種目:身長、体重、体脂肪率、心拍数、握力、垂直跳、反復横跳、長座位体前屈、最大酸素摂取量
  • 測定日:毎週木曜日14時00分から、19時00分から
  • 定員:5人(先着順)
  • 参加費:500円
  • 申込方法:前日までに日岡山体育館へ

 

 

トレーニングルームのあるスポーツ施設

  • 運動に適した服装・靴で利用してください
  • こまめに水分補給をしてください
  • マシンやトレーニング器具は譲り合って利用してください


日岡山体育館

 神野町日岡苑25(電話番号:426-8911)
 9時00分~午後9時
第3月曜日は休館。日曜日・祝日は午後5時まで。
 利用料/1回200円


スポーツ交流館

 別府町東町157-2(電話番号:436-7400)
 9時00分30分~21時00分
第2・4火曜日は休館。日曜日・祝日は18時00分まで。
 利用料/1回500円


総合体育館

 西神吉町鼎1010(電話番号:432-3000)
 9時00分~午後9時
第3水曜日は休館。
 利用料/1回300円


ウェルネスパーク

東神吉町天下原370(電話番号:433-1124)
 9時00分30分~21時00分
第1・3火曜日は休館。日曜日・祝日は18時00分まで。
 利用料/1回500円

 

 

自宅でもできる♪ カンタンストレッチ

背筋

チェック!
 背中が丸くなっていませんか?
 両手を組んで真上に伸ばし、背筋を伸ばします。


 背中で両手を組み、腕を伸ばして胸を張ります。


背中

チェック!
 腕が伸びきっていませんか?
 大きなボールを抱えるように胸の前で両手を組み、おへそをのぞき込むようにして背中を伸ばします。


チェック!
 両肩がまっすぐになっていますか?
 片方の腕を前に伸ばし、反対の手で体の方に引き寄せ肩を伸ばします。


二の腕

チェック!
 目線が下を向いていませんか?
 片方の腕を上にあげ、手のひらが首の後ろへくるように肘を曲げます。反対の手で曲げた肘を頭の方に引っ張り、二の腕を伸ばします。
 肘に手が届かない場合は、手首を引っ張りましょう。

 

 

  • トレーニングルームの初回講習の日程は、 情報コーナー14ページに掲載しています。

 

タウンタウン

市民リポーター 大西 恵理子の「調査ファイル」

no.30 総合文化センターの美術ギャラリー

 秋ですね。「食欲の秋」に走りがちな私ですが、芸術にもふれてみたい今日この頃。総合文化センターで絵画などを鑑賞できる美術ギャラリーがあるそうですが、どんなところなのでしょう? さあ、それでは調査開始!

 「総合文化センターの1階にある美術ギャラリーは、文化財や著名人の絵画などの展示、学校などが主催する美術展のほか、市民のみなさんの活動発表の場としても使われているんですよ」と話してくれたのは、総合文化センターの萩田館長。昨年度は絵画や書道などの美術展が33回開催されたとのこと。子どもたちが描いた絵画展やサークル活動の成果を発表する作品展が多いのも特徴なのだそう。毎年夏休みには著名画家などの美術展を開催し、子どもから大人まで大人気なのだとか。また、市にゆかりのある人たちから寄贈された絵画などを展示する「所蔵作品展」を毎年開催し、地元の芸術家たちの活躍を紹介しているのだそうです。

  調査日、美術ギャラリーでは絵本原画展が開催されていて、訪れた人たちはじっくりと作品を満喫しているようす。展示スペースの隅に、針で線を描いている計測機を見つけました。萩田館長によると、これは温湿度計で、絵画を展示・収蔵する際は温度や湿度を一定に保ち、絵画が傷まないようにしているのだとか。作品によっては光による変色を防ぐため、照明の明るさを下げる調節を行っているそうです。まさに絵画は「いきもの」なのですね。作品の良さを存分に見てもらうために、照明の角度を調節したり、作者や絵画の紹介パネルを設置したりするなど、趣向を凝らした展示をしているのだそう。次は美術ギャラリーの舞台裏、作品収蔵庫へ。収蔵庫には一般収蔵庫と特別収蔵庫があり、合わせてなんと! 約350点もの作品が収蔵されています。まずは一般収蔵庫へ。中はひんやりとしていて、まるで昔の蔵の中のよう。2層になっていて広く、ダンボールできれいに梱包された作品がびっしりと棚に収められています。私の背丈以上の作品も多くてびっくりです。特別収蔵庫の扉は防火扉になっていてまるで金庫の扉のような分厚さ。こぢんまりとしたスペースに丁寧に梱包された作品が多数収められていました。市にゆかりのある人たちから贈られたものなど「宝物」を大切に収蔵しているのですね。

 「美術ギャラリーでは、1年を通して展示会が開催されているので、気軽に立ち寄っていただきたいですね。また、活動発表の場としてもどんどん使っていただけたら」と萩田館長。絵画鑑賞は遠くの美術館に行ってと思っていた私。市内で気軽に行くことができて、絵画などを身近に鑑賞できる場所を知り、今年は美術ギャラリーで「芸術の秋」を楽しみたいなあ、と思った調査となりました。

 

調査を終えて
 

 調査後、静寂な特別収蔵庫のようすを思い返す私。分厚い扉・ダイヤル鍵・金庫・宝物…想像も膨らみ、なぜか本屋で「怪盗ルパン」を購入してしまう始末。芸術の秋ならぬ「読書の秋」になりそうなのでした。

 

  • 展示数に合わせて柱と柱の間に壁面パネルを取り付け、絵画をゆったり展示します。
  • 一般収蔵庫のようす。1つ1つに作者、作品名、作成した年を記載したシールが貼ってあります。


 

ぶらり・・・加古川史跡放浪記

八つ塚(やつづか)古墳群(上荘町)

 みとろフルーツパークの最高所、標高約八十メートルあたりの頂上部に「八ツ塚」と呼ばれてきた古墳が分布しています。近接する展望台からの眺めはすばらしく、条件がよければ遠く淡路島や家島諸島を望むことができます。古代の豪族がここに墓地を築造した理由もこの眺望のよさにあったのでしょう。
  果樹公園施設の建設計画があったことから、昭和六十一(一九八六)年の秋に、市教育委員会が古墳の形状を確認する調査を実施しています。その結果、痕跡が確認できた古墳は五基でした。「八ツ塚」という名称どおりに八基の古墳があったのかどうかは現時点では不明です。計画区域外にあった四号墳を除いて実施した調査の状況は次のとおりです。一号墳は直径が十二・九メートル、高さが約一・二メートルで、二号墳は直径が約十一・三メートル、高さが約一・一メートルありいずれも円墳です。両古墳とも墳丘全体が河原石(かわらいし)の葺石(ふきいし)で被われており、山の岩盤を削った幅約二メートル、深さ約七十センチメートルの濠(ほり)が周囲をめぐっています。この二基は、三世紀後半から四世紀初めにかけての時期に築造されたものと推定されています。
  三号墳は長さ十六・一メートル、幅十四・三メートル、高さが約一・五メートルの方形墳で、四隅は丸みを帯びています。古墳の東西側では幅二・五メートル、深さ約六十センチメートルの濠が確認でき、そこから弥生時代後期の土器が採集されたので、この古墳は弥生時代の墳丘墓(ふんきゅうぼ)と考えられています。
  五号墳は、墳丘部はすでになく、埋葬施設の部分が残っていました。六世紀末期に築造された横穴式石室(せきしつ)をもつ円墳で、特徴的なことはほぼ同じ規模の二つの石室が並列していることです。いずれも天井石は残っておらず、長さ約一・九メートル、幅約六十五センチメートルの長方形の床全面に河原石が敷きつめられていました。同一古墳内に二つの石室が築かれていることから、夫婦の合葬墓であったと考えることもできるでしょう。これらの古墳で使われている河原石は、加古川で採取し山上に運んできたものと思われます。
  古墳の近くにあるトイレに隣接して、ガラスブロックの壁があり、発掘調査当時の写真を印刷した陶板がはめこまれています。これから栗拾いや柿狩りが楽しめる季節です。また、古墳周辺では春になるとコバノミツバツツジの群生が紫色の花を開きます。みとろフルーツパークを訪れた際には、これらの古墳にも立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。

 


JR加古川駅から神姫バス都台行で約30分「都台口」下車徒歩約20分

グラフ加古川

長寿のお祝い

 敬老の日に先立って、9月13日に「長寿者表敬訪問」が行われました。市内最高齢は106歳の光田トモさん。市長や家族をはじめ多くの人に囲まれてお祝いされました。

 

 

加古川から東北支援!

 東北地方の特産品や料理を提供する「かだる Cafe Colors 」がカピル21専門店街3階にオープンしました。「かだる」は東北地方の方言で「参加する」などの意味。加古川から東北の応援に「参加」しませんか。

 

かわいい帽子ができてきたね

 8月17日に開催された「牛乳パックを使って帽子をつくろう」には小学生と保護者38人が参加。講師からごみ減量や環境問題の話を聞いた後、力を合わせて帽子づくりに挑戦しました。

 

 

気分はおすし屋さん

 8月22日、陵南公民館で「めざせ! 寿司職人」が開催されました。参加した子どもたちは、プロの寿司職人の指導を受けながら、まぐろやえびなどを丁寧に握っていました。

 

 

康は毎日の生活の積み重ねですよ

 毎月行われている「健康アップ講演会」。この日のテーマは「コレステロール」で、参加した人は自身の健診結果を見ながら「バランスの取れた食事と適度な運動が大切」という保健師の言葉にうなずいていました。


 

行政懇談会

さらに住みよいわがまちを目指して話し合いました

 市では、市民のみなさんの意見を聞いて、さらに住みよいまちにするため、毎年行政懇談会を開催しています。今年も、八月二十五日に総合福祉会館で、町内会連合会の理事や評議員のみなさんが、市長や副市長、各部局長と市のまちづくりについて懇談しました。 このページでは、話し合われた内容についてお知らせします。

 

 

「まちづくり」の進め方について

 総合計画の進捗管理は、施策ごとにまちづくりの指標を設定し、具体的な数値目標を測定することにより行っています。 また、今年度は行政評価を各課二事業(約百四十事業)で実施し、今後さらに対象事業を拡大していきたいと考えています。行政評価は、個々の事業の妥当性、有効性、効率性などを検証し、事業の改善を図るものですが、評価に当たっては指標を設定し、指標が目標値に達するよう事業を実施していきます。 今後、PDCA(プラン、ドゥ、チェック、アクション)マネジメントサイクルが機能する行政評価システムを確立し、総合計画の進捗管理を行うことにより「いつまでも住み続けたいウェルネス都市加古川」を実現していきます。

 

 

防犯カメラの設置促進を

 県の助成制度による昨年度の設置数は、県下全体で百六十六カ所、このうち加古川市は市の設置が二十四基、町内会などの設置が二十八基となっています。今年度は、市内百六十一カ所の応募書が県に提出されています。なお、今年度の県下全体の助成件数は約百五十基程度です。 この助成事業の動向については現在のところ未定ですが、多数の応募があることから、市として引き続き県に対し事業の継続を強く要望するとともに、昨年度の設置の状況やその効果について十分検証を行っていきたいと考えています。

 

 

加古川東市民病院を休日夜間急病センターに

 新統合病院開設後の加古川東市民病院の取り扱いは、加古川西市民病院と合わせて、慎重に検討していく予定です。 夜間急病センターは、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町で設置、運営しており、現在の診療場所は、二市二町からみて交通の利便性が高いところに設置しています。また、夜間の初期救急医療を担っていますが、医師不足から、小児科では午前六時までの診療時間を深夜零時までに短縮している状態です。 医師の確保や費用負担の観点から、休日の診療を加えた急病センターを圏域内にさらに一カ所設置することは困難です。

 

 

犬のふん害対策の拡充を

 飼い主のマナー向上を目的として、ふんの持ち帰りを促す看板を希望する町内会に配付したり、狂犬病の予防接種会場などでふんの回収袋を配付したりしています。また、問い合わせには、市販の犬よけ薬剤や犬よけシートを紹介したり、ペットボトルや牛乳パックを利用した注意書きの作成方法を説明したりしています。 今後、ふんの回収袋を各市民センターにも配置することや、放置されたふんの横にカードなどを置き一定期間あえて目立つようにする「イエローカード作戦」を、希望する町内会に提案することも検討していきます。

 

 

災害廃棄物の処理検討の状況は

 これまで、災害廃棄物の搬入方法や放射性物質を含む飛灰の取り扱い方法、周辺への影響などの課題や前提条件について情報収集や検討を行ってきました。 一方で、国から、被災地の可燃性廃棄物の広域処理については、現在進行中の自治体の協力により目途が立ったので、新たな受入先との調整は行わないとの通知がありました。 これにより、今後、可燃性廃棄物の受け入れを要請される可能性はほとんど無くなったと考えられます。 なお、不燃性廃棄物については、本市の最終処分場の残余容量が少ないため、受け入れは難しいと考えています。

 

  • 防犯カメラ設置助成制度が継続されるよう、県へ要望していきます。
  • ペットボトルなどを利用して注意書きを作ることができます。

 

防災フェスタ 2012

みんなの町はみんなで守ろう

 寒い時期になると、家庭などで火を取り扱う機会が増加し、また、空気が乾燥して火災が発生しやすくなります。一人一人が防火・防災意識を高め、災害に強い安全・安心なまちづくりを進めるため、防災フェスタを開催します。

 参加無料

 

10月21日(日曜日)13時00分~16時00分

雨天決行(内容を一部変更します)。

ニッケパークタウン センタープラザ・南駐車場

 

 

ステージプログラム

13時05分~ 加古川少年消防クラブによる防火パレード
13時15分~ 市消防団女性分団によるはしご乗り演技
13時30分~ 天満南幼稚園ミュージックベル奏
14時00分~ 梅花高校チアリーディング演技
14時30分~ 加古川小学校金管バンド演奏、バトンフラッグチーム演技
15時00分~ 桂ざこば「防災トークショー」
15時30分~ 中央消防署救助隊によるアトラクション

 

 

展示・見学コーナー

  • はしご車
  • 救助工作車
  • 救助資器材

 

 

啓発コーナー

  • 非常食の試食
  • 住宅用火災警報器
  • 防災啓発風船の配布 など

 

 

体験コーナー

  • 消火器を使った初期消火体験
  • 煙避難体験
  • だれでもできる応急処置体験
  • 救助隊入隊体験
  • 消防車と写真を撮ろう・高所活動車搭乗体験

 

 

問い合わせ先 消防本部予防課(電話番号:427-6530)

えんぴつ

 市民リポーターの取材に同行し、総合文化センターに行ってきました。当日は絵本原画展が開催されていて、多くの作品が目線の高さに合うよう、そろえて展示されていました。来場者に楽しんでもらうためには、入念な準備作業が必要なのですね。
  秋は、スポーツや文化など、さまざまなイベントがめじろ押しです。昨年までは、裏方として運営をサポートすることが多かったのですが、今年は、主催者の思いを感じながら、たくさんのイベントに参加してみたいと思います。 (ま)

 

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