令和2年度加古川市平和祈念展を開催しました。
見て、感じて、考えよう わたしたちの平和な未来
加古川市では、過去の戦争の惨禍に心を向け、平和の尊さを次世代に継承することを目的とし、平成29年度から「平和祈念式」を実施してきました。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、密閉空間に多くの方が密集する式典形式ではなく、感染症対策を十分にとりながら展示会方式で実施しました。
会場では、広島平和記念資料館や鹿児島県の知覧特攻平和会館からお借りした貴重な資料を展示したほか、戦争犠牲者を追悼するための献花コーナーも設置しました。
※ 当日は、約300名の方にお越しいただきました。
当日の様子
対象者
どなたでも入場可能（無料）
開催日時
令和2年10月3日（土曜日） 午前10時から午後4時まで（令和2年度実績）
開催場所
加古川市民会館 中ホール
展示内容等
中ホールのロビー（ホワイエ）にて下記の展示を行いました。
- 加古川飛行場パネル（知覧特攻平和会館所蔵資料を含む。）
- 学習資料「8月6日、きのこ雲の下で」（広島平和記念資料館所蔵資料）
- 学習資料「サダコと折り鶴ポスター」（広島平和記念資料館所蔵資料）
- 広島・長崎原爆被爆写真パネル
- 平和啓発DVD「いわたくんちのおばあちゃん」の放映
- 昨年度の平和作文コンクール優秀作品
- 広島平和の親子バスツアー感想文集（過去数年分）
- かこがわ平和探検マップ など
各展示コーナーに設置しているシールを全て集められた方には、記念品をお渡ししました。
また、中ホール内には、戦争犠牲者を追悼するための献花台を設けました。
会場を彩る千羽鶴について
加古川市では、この平和祈念展の開催に合わせ、各公民館等を活用して平和の象徴である折り鶴を募集してきました。
市民の皆様お一人おひとりが、平和への思いを込め、丹念に作成していただいた折り鶴の数は、29万羽を超えました。（10月2日時点）
集まった折り鶴は、ボランティアの皆さまのご協力を得るなどして千羽鶴として整えた上、平和祈念展の会場を彩る素材として活用させていただきました。
これらの千羽鶴は、広島の平和記念公園内の「原爆の子の像」や長崎の原爆資料館に寄贈させていただきました。
【広島市】
【長崎市】
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更新日：2020年09月30日