加古川市配偶者等からの暴力対策基本計画の策定について

更新日:2021年08月27日

配偶者等からの暴力(DV)とは

「配偶者等」とは婚姻関係にある相手方(事実婚を含む)のみでなく、離婚した元配偶者(事実婚にあった者)、生活の本拠を共にする(またはしていた)交際相手も含まれます。また、恋人など親密な関係にある(またはあった)者の暴力も対象としています。男性、女性の別を問いません。なお、暴力には、身体的暴力のみならず、精神的、性的、経済的暴力も含まれます。

DVの特性

  • DVは、犯罪となる行為を含む重大な人権侵害です。
  • DVは、家庭内で行われることが多いため潜在化しやすく、しかも加害者に罪の意識が薄いことから暴力がエスカレートし、被害が深刻化します。
  • DVは、被害者の多くが女性です。女性に対するDVは、個人の尊厳を害し、男女共同参画社会実現の妨げの一因となります。
  • DVは、被害者の身体や精神ばかりでなく、子ども達にも心理的外傷を与えるなど、深刻な影響を及ぼします。

計画策定の経緯

すべての人が安心して暮らせる社会を実現するためには、あらゆる暴力を防止し、暴力を許さない社会をめざす切れ目のない取組みが必要です。特に、配偶者等からの暴力(ドメスティック・バイオレンス)は犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であり、決して許されるものではありません。
加古川市では、平成23年3月に「加古川市配偶者からの暴力対策基本計画」を策定し、配偶者暴力相談支援センターの設置や被害者の安全の確保など、各般の施策を総合的に推進してきました。また、DV対策を計画的・継続的に推進するため、平成28年3月に第2期計画としての改定を行いました。このたび、これまでのDV対策を計画的・継続的に推進しつつ、本市における取組みや課題の反映及び法律の改正等に基づき、第3期計画を策定しました。

計画の概要

 計画期間は、令和3年度から令和8年度までの6年間とします。

基本理念・基本目標

基本理念

DV防止対策から自立支援までの切れ目のない施策を推進し、誰もが安心して暮らせるまちをめざします。

「DVをしない させない 許さないまち 加古川」

基本目標

上記の理念に基づき、本計画の基本目標を次のとおり定めます。

  1. DV防止に向けた啓発・教育の推進
  2. 相談体制の充実
  3. 被害者の安全の確保
  4. 被害者の自立支援

問い合わせ先

加古川市配偶者暴力相談支援センター

電話:079-427-2928

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