教育に関する事務の管理及び執行の状況
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○その他の関連事業・実施内容 ・「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を踏まえて、今後各学校でどのような改善案を立てどのように実行するかが重要である。 ⑦社会的・職業的自立に向け、必要な能力を育成するキャリア教育の推進を図る ○関連事業・実施内容 ・将来の夢や目標を持つことは、児童生徒にとって必ずしも容易なことではない。学校教育でのキャリア教育はもとより、家庭や地域社会での様々な経験を通して、将来の夢や目標を持てる児童生徒の割合が増えることを期待したい。 ⑧特別な支援や配慮を要する子どもへの支援の充実を図る ◎特別支援教育児童生徒サポート事業 ・通常学級で特別な支援が必要な子どもの割合が、平成27年度8.5%→28年度5.3%と減少しているが、40人学級では依然として約2人の子どもが支援を必要としている状態である。スクールアシスタントの配置人数を28人(27年度)から38人(28年度)に増やしたことによって、当該児童やその学級において一定の効果が見られた点は評価できる。 ・大規模校や安全上特段の支援が必要な児童の在籍校では、依然として支援が行き届かない状況であると思われるので、スクールアシスタントの常時複数配置の実現等、更なる事業拡大をお願いしたい。 ◎特別支援教育推進事業 ・補助指導員の配置や特別支援教育研修会の開催等により、対象児童生徒の満足度が平成27年度66.5%→28年度100%と飛躍的に上昇している点は評価できる。 ・インクルーシブ教育の理念の浸透により、障がいのある児童生徒が通常校へ就学するケースが増加するなか、学級担任だけでは当該児童生徒やその学級の他の児童生徒に適切な学習の場を保障することが非常に困難な場面が生じていることから、更なる事業拡大を検討いただきたい。 ○その他の関連事業・実施内容 ・外国人児童生徒に対しては、今後も学校外の機関(加古川市国際交流協会等)と連携を図りながら、個々の児童生徒の能力や家庭環境に応じて可能な限り丁寧な日本語指導を行っていただきたい。 ・外国人児童生徒の在籍する学校・学級では、日常の学校生活にお54

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