教育に関する事務の管理及び執行の状況
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◎英語の基礎力向上に関する取組 ・次期学習指導要領では、小学校3・4年から外国語活動を実施し、小学校5・6年で外国語活動が教科化される。児童生徒のモチベーションを高めながら、使える英語、話せる英語の基礎が身につくように、引き続き英語授業の充実を期待したい。 ○その他の関連事業・実施内容 ・読書が好きと回答した児童生徒の割合が46.1%で目標値(50%)に達していないことについては、朝の読書タイムの充実を図ると同時に、児童生徒が主体的に学校内外で多様な読書経験を積むことができるような支援をお願いしたい。 ⑤「豊かな心」を育てる ◎道徳性の育成に関する取組 ・学習指導要領が改訂され、これまで以上に道徳授業の改善と工夫が求められるなか、市内すべての学校において、副読本の活用についての研修会等を開催したことは評価できる。 ・平成30年度(小学校)及び31年度(中学校)の「特別の教科 道徳」の全面実施に向けて、引き続き各学校において計画的な準備を進めていただきたい。 ○その他の関連事業・実施内容 ・インターネットの普及により、小学校時代からスマートフォン等の情報機器を使用する子どもの割合が増えている。小学生を対象にした情報モラル教育、サイバー犯罪防犯教室を効果的に開催するとともに、PTAとの連携によりこれまで以上に保護者に対する啓発活動を行うことも重要であろう。 ⑥「健やかな体」を養う ◎学校ウェルネス促進事業 ・運動が好きと回答した児童生徒の割合が平成27年度(87.1%)から85.8%へと若干減少しているが、その原因を分析した上で目標値(90%)の達成に向けて努力していただきたい。今後も「かこがわウェルネス手帳」の有効活用等を通して、運動への意識を高めていくことが期待される。 ・毎日朝食を食べることは基本的生活習慣の基礎であるの で、毎日は朝食を食べていない児童生徒(約15%)については、その理由を丁寧に分析した上で、児童生徒並びに保護者への適切な対応をお願いしたい。 53

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