発熱のときの応急処置
「発熱」は体に侵入したウィルスや細菌を死滅させるためでなく、体内でのウィルスの増殖を遅らせ、その間に抗体を作るための作用があります。
発熱の対処方法
- 熱のあがり始めは、さむけ(悪寒)がすることが多いので、電気毛布などを利用し温かくして寝かせてあげる。
- 熱があがり、さむけや震えが治まったら、体内の熱が発散しやすいようにする。
- 水枕や濡れタオルで頭を冷やす。
- 首、脇の下、太もものつけねなどを冷やすことも、熱を下げるのには有効です。
- 定期的な意識の確認や体温測定を記録することも大切です。
- 熱があっても元気であれば、安静にして様子を見てください。
注意点
一般的に次のような症状があれば、症状が重いことが多いので、すぐに病院へ行き受診しましょう。
- 顔色がいつもより悪い。呼吸が苦しそうである。
- 頭痛、下痢や嘔吐、ひきつけを繰り返す。
- ぐったりとして、反応がにぶい。
解熱剤の使用について
解熱剤は熱による痛みや食欲不振を緩和するために使用されることが一般的です。医師に解熱剤の使用時期などを確認して、正しく使用してください。
関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年03月04日