消防署の仕事(しょうぼうしょのしごと)

更新日:2019年12月23日

消防署の勤務時間(しょうぼうしょのきんむじかん)

消防署(しょうぼうしょ)で働く人(はたらくひと)の勤務時間(きんむじかん)は、8時30分から始(はじ)まり、翌日(よくじつ)8時30分に終(お)わります。

勤務交代(きんむこうたい)

勤務交代を控えた隊員が車両の前に整列した写真
消防職員がお互いに整列して引き継ぎを行っている様子の写真

 朝(あさ)の8時30分に仕事(しごと)を終える人(おえるひと)と、これから仕事(しごと)を始める人(はじめるひと)がすべて集(あつ)まり勤務交代(きんむこうたい)をします。このとき必要(ひつよう)な事(こと)を引継(ひきつぎ)ます。

体操(たいそう)

全員で前後屈の体操をしている様子の写真
上半身を動かす体操を行っている様子の写真

1日(いちにち)の始(はじ)まりは体操(たいそう)から。大きな声(おおきなこえ)で1、2、3!道(みち)を歩く人(あるくひと)も思(おも)わず振向(ふりむ)きます。

運行前点検(うんこうまえてんけん)

消防車の資器材を点検している様子の写真
梯子車の梯子を延ばして点検している様子の写真

体操(たいそう)の後(あと)は、消防車両(しょうぼうしゃりょう)の点検(てんけん)。サイレン、赤色灯(せきしょくとう)、資器材(しきざい)などの点検(てんけん)をします。

勉強会、体力訓練(べんきょうかい、たいりょくくんれん)

室内で勉強会をしている消防隊員たちの写真
ベンチプレスで筋力トレーニングをしている救助隊員の写真

さまざまな災害(さいがい)に対応(たいおう)するため、勉強会(べんきょうかい)を開(ひら)いたり、体力訓練(たいりょくくんれん)をします。

訓練礼式(くんれんれいしき)

署長が横一列に整列した職員の消防手帳を確認している様子の写真
署長が整列した職員の消防手帳を確認しながら歩いている写真。整列する職員は皆顔を正面に向けている
整列した職員を前に副署長が署長に敬礼している様子の写真
訓練礼式の遠景の写真。職員約40名が消防署の前に整列している

 訓練礼式(くんれんれいしき)とは、現場活動(げんばかつどう)において規律(きりつ)を守(まも)り、迅速(じんそく)かつ的確(てきかく)な部隊行動(ぶたいこうどう)がとれるように訓練(くんれん)することです。

火災予防(かさいよぼう)

消防隊員が危険物の配管の漏洩検査をしている様子の写真
誘導灯の指さし確認をする職員の写真
卓上で事業者と対面して協議をする職員の写真
屋内消火栓のホースの確認をする職員の写真

 デパートやホテルなどの消防設備(しょうぼうせつび)が基準(きじゅん)どおり設置(せっち)され、維持管理(いじかんり)されているかを確認(かくにん)するために定期的(ていきてき)に立入検査(たちいりけんさ)を実施(じっし)します。ガソリンスタンド、工場(こうじょう)などの危険物施設(きけんぶつしせつ)も基準(きじゅん)どおり造(つく)られているかの検査(けんさ)を実施(じっし)します。災害(さいがい)を未然(みぜん)に防(ふせ)ぐのが予防係(よぼうかかり)の仕事(しごと)です。

火災原因調査(かさいげんいんちょうさ)

卓上で火災の調査書類を作成している職員の写真
火災現場から回収した焼損物から原因調査をしている様子の写真

 火災(かさい)が発生(はっせい)したら、発生原因(はっせいげんいん)や火災(かさい)での損害額(そんがいがく)などを調査(ちょうさ)し、今後(こんご)の消防活動(しょうぼうかつどう)や火災予防(かさいよぼう)に役立(やくだて)るため、調査活動(ちょうさかつどう)を行(おこな)います。また、調査活動(ちょうさかつどう)の一環(いっかん)として火災(かさい)が発生(はっせい)するメカニズムを探(さぐ)る実験(じっけん)も行(おこな)います。

消防隊(しょうぼうたい)

屋外に設置された防火水槽の点検をする職員の写真
道路上の消火栓の点検をしている様子の写真
放水訓練をしている消防隊員の写真。奥に消防車両が確認できる
放水訓練をしている消防隊員の写真。放水先に大きな貯水池が確認できる

 消防隊(しょうぼうたい)の仕事(しごと)は、主(おも)に火事(かじ)を消(け)すことです。普段(ふだん)は放水訓練(ほうすいくんれん)をしたり、消火(しょうか)に必要(ひつよう)な消火栓(しょうかせん)や防火水槽(ぼうかすいそう)の点検(てんけん)を行(おこな)ったりします。

救急隊(きゅうきゅうたい)

訓練用人形を用いて心臓マッサージの練習をする救急隊員の写真
救急車の中で傷病者の状態をモニターで確認する隊員の写真

 救急隊(きゅうきゅうたい)の仕事(しごと)は、急(きゅう)に体(からだ)の調子(ちょうし)が悪(わる)くなったり、交通事故(こうつうじこ)などでけがをした人(ひと)に応急処置(おうきゅうしょち)などをして病院(びょういん)に運(はこ)ぶ事(こと)です。救急隊員(きゅうきゅうたいいん)の中(なか)でもより専門的(せんもんてき)な知識(ちしき)を有(ゆう)する者(もの)を救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)と言(い)います。救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)は、医師(いし)と連絡(れんらく)をとり、医師(いし)の指示(しじ)のもとで生命(せいめい)に危険(きけん)がある傷病者(しょうびょうしゃ)に対(たい)して、救命処置(きゅうめいしょち)を実施(じっし)することができます。現在(げんざい)、加古川市消防本部(かこがわししょうぼうほんぶ)の所有(しょゆう)する救急車(きゅうきゅうしゃ)には必(かなら)ず救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)が1名以上同乗(いちぃめいいじょうどうじょう)しています。

救助隊(きゅうじょたい)

空気呼吸器の点検をしている救助隊員たちの写真
空中に張られたロープを渡る救助隊員の訓練風景の写真

 救助隊(きゅうじょたい)の仕事(しごと)は、火事(かじ)で逃げ遅れた人(にげおくれたひと)、交通事故(こうつうじこ)で車(くるま)に挟(はさ)まれた人(ひと)、川(かわ)や海(うみ)で溺(おぼ)れている人(ひと)たちを助(たす)ける事(こと)です。そのため、普段(ふだん)から厳(きび)しい訓練(くんれん)を行(おこな)っています。

火災出動!(かさいしゅつどう!)

2階から1階にすべり棒で降りる消防隊員の写真

火災指令!(かさいしれい!) すべり棒(ぼう)を降(お)り車庫(しゃこ)へ向(む)かう

消防車(タンク車)に乗り込む隊員たちの写真

防火服(ぼうかふく)、ヘルメットを着用(ちゃくよう)して、乗車(じょうしゃ)!

消防車両の出動風景の写真。タンク車が車庫から前進している様子がうかがえる

いざ、出動!(しゅつどう!)

車両の車窓より撮影された河川敷の写真。車両前方に白煙が上昇している様子が確認できる

白煙(はくえん)の上昇(じょうしょう)を確認!(かくにん!)

河川敷の中で草が燃え、炎と黒煙が上がっている様子の写真

到着(とうちゃく)すると炎(ほのお)が!

早(はや)く消火(しょうか)しなければ!!

炎が消え、白い煙だけになった状況の写真。手前に消火用ホースが確認できる

ホースを延(の)ばし、消火作業開始!(しょうかさぎょうかいし!)

炎が消え、残火処理をしている様子の写真

ようやく消火完了(しょうかかんりょう)

原因調査(げんいんちょうさ)を実施(じっし)

ヘリコプターを要請(ようせい)しての患者搬送(かんじゃはんそう)

 緊急性(きんきゅうせい)の高(たか)い患者(かんじゃ)をより高度(こうど)な医療機関(いりょうきかん)に搬送(はんそう)する場合(ばあい)や病院(びょういん)まで長時間(ちょうじかん)の搬送時間(はんそうじかん)を要(よう)する地域(ちいき)での事故(じこ)や緊急手術(きんきゅうしゅじゅつ)などが必要(ひつよう)な時(とき)にもヘリコプターは出動(しゅつどう)します。災害現場(さいがいげんば)に救急車(きゅうきゅうしゃ)で到着(とうちゃく)した救急隊(きゅうきゅうたい)は、ヘリコプターでの搬送(はんそう)が望(のぞ)ましいと判断(はんだん)すると直(ただ)ちに要請(ようせい)し、傷病者(しょうびょうしゃ)をヘリ搬送(はんそう)します。

ヘリコプターが到着し、救急車から患者を下ろしている様子の写真
ストレッチャーに患者を乗せ、ヘリコプターへ移動する様子の写真

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:中央消防署
郵便番号:675-8522
住所:加古川市加古川町本町194
電話番号:079-427-0119
ファックス番号:079-420-9530
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