消防士の活動服(しょうぼうしのかつどうふく)

更新日:2019年12月27日

消防隊(しょうぼうたい)

 これが消防隊(しょうぼうたい)の活動服(かつどうふく)です。この服(ふく)の上(うえ)から炎(ほのお)や高熱(こうねつ)に耐(た)えることができる防火服(ぼうかふく)を着(き)て火災出動(かさいしゅつどう)します。服(ふく)は燃(も)えにくい材料(ざいりょう)で作(つく)られていて肩(かた)、背中上部(せなかじょうぶ)には、災害現場(さいがいげんば)で消防(しょうぼう)とわかりやすいようにオレンジ色(いろ)が配色(はいしょく)されています。文字(もじ)は加古川市消防本部(かこがわししょうぼうほんぶ)とプリントされています。

消防隊員の青い作業着の正面と背面の写真

救急隊(きゅうきゅうたい)

  救急隊(きゅうきゅうたい)が救命処置(きゅうめいしょち)を行(おこな)うときの服装(ふくそう)です。

 上着(うわぎ)は薄(うす)い灰色(はいいろ)で、ズボンは濃(こ)い灰色(はいいろ)で清潔感(せいけつかん)を与(あた)える色(いろ)あいになっていて全国(ぜんこく)の救急隊員(きゅうきゅうたいいん)が着(き)ています。

 出動(しゅつどう)するときは、感染防止(かんせんぼうし)のため水色(みずいろ)の服(ふく)を着(き)ます。

正面から撮影した救急隊員の制服の写真

救助隊(きゅうじょたい)

 危険(きけん)な現場(げんば)で救助活動(きゅうじょかつどう)を行(おこな)うときの服装(ふくそう)で 、強度(きょうじん)、摩耗性(まもうせい)にすぐれていて燃(も)えにくい材料(ざいりょう)で作(つく)られています。救出作業(きゅうしゅつさぎょう)をするときに、相手(あいて)にわかりやすい色(いろ)であることからオレンジ色(いろ)に統一(とういつ)して、全国(ぜんこく)の救助隊員(きゅうじょたいいん)が着(き)ています。

オレンジ色の救助隊員の服の正面と背面の写真

エンブレムの紹介 (しょうかい)

  消防隊(しょうぼうたい)・救急隊(きゅうきゅうたい)のエンブレムは、全国共通(ぜんこくきょうつう)の消防章(しょうぼうしょう)の真ん中(まんなか)に加古川市章(かこがわししょう)を入(い)れた加古川市消防章(かこがわししょうぼうしょう)をもとにデザインしています。加古川市民(かこがわしみん)を火事(かじ)や事故(じこ)から守(まも)るための隊員(たいいん)の団結(だんけつ)を純粋(じゅんすい)な雪(ゆき)の結晶(けっしょう)で表(あらわ)し、火(ひ)を消(け)すための道具(どうぐ)として消防(しょうぼう)ホースやノズルをイメージして作成(さくせい)しています。オレンジ色(いろ)は、災害現場(さいがいげんば)で消防(しょうぼう)とすぐにわかるように配色(はいしょく)されています。

 救助隊(きゅうじょたい)のエンブレムは、要救助者(ようきゅうじょしゃ)を絶対(ぜったい)に助(たす)けるという救助隊員(きゅうじょたいいん)の強(つよ)い思(おも)いと熱(あつ)い情熱(じょうねつ)をイメージした赤色(あかいろ)を基調(きちょう)に、中央(ちゅうおう)には加古川市消防章(かこがわししょうぼうしょう)、下部(かぶ)には情熱(じょうねつ)の中(なか)にも冷静(れいせい)さを兼(か)ね備(そな)えるという意味(いみ)から青色(あおいろ)で救助(きゅうじょ)の二文字(ふたもじ)が刺繍(ししゅう)され、救助隊(きゅうじょたい)であることへの自覚(じかく)とプライドを表(あらわ)しています。

 救急隊(きゅうきゅうたい)のエンブレムは水色(みずいろ)と白色(しろいろ)を基調(きちょう)としたデザインにすることにより、加古川市消防本部(かこがわししょうぼうほんぶ)の誠実(せいじつ)さ、清潔(せいけつ)さを表(あらわ)し、加古川市消防章(かこがわししょうぼうしょう)に救急(きゅうきゅう)の象徴(しょうちょう)である「杖(つえ)と蛇(へび)」を加(くわ)えたものをシンボルとしています。

 これらのエンブレムは、あらゆる災害(さいがい)から住民(じゅうみん)の安全(あんぜん)を確保(かくほ)し、災害(さいがい)に強(つよ)いまちづくりに挑(いど)む加古川市消防職員(かこがわししょうぼうしょくいん)の象徴(しょうちょう)です。

消防隊の肩章の写真

消防隊(しょうぼうたい)

救急隊(きゅうきゅうたい)

救助隊の肩章の写真

救助隊(きゅうじょたい)

防火服(ぼうかふく)

 防火服(ぼうかふく)は上着(うわぎ)とズボンに別(わか)れていて、熱(ねつ)に強(つよ)く、防水性(ぼうすいせい)のある材料(ざいりょう)でできています。防火服(ぼうかふく)を着(き)るときはヘルメット、安全長靴(あんぜんながぐつ)、手袋(てぶくろ)、安全(あんぜん)ベルトなども一緒(いっしょ)に着(き)て消火活動(しょうかかつどう)をします。

正面から撮影した防火服の写真。銀色のヘルメット、黒色の防火服にはオレンジと反射材のストライプが施されている
後ろから撮影した防火服の写真

耐熱防護服(たいねつぼうごふく)

高温(こうおん)の場所(ばしょ)で消火活動(しょうかかつどう)をするときの服装(ふくそう)です。

正面から撮影した銀色の防護服の写真
後ろから撮影した銀色の防護服の写真

素材(そざい):アラミド繊維(せんい)

重量(じゅうりょう):10キログラム

化学防護服(かがくぼうごふく)

有毒(ゆうどく)な化学物質(かがくぶっしつ)が漏(も)れた場所(ばしょ)で活動(かつどう)する服装(ふくそう)です。空気呼吸器(くうきこきゅうき)とヘルメットをつけたままで着用(ちゃくよう)できます。

正面から撮影したオレンジ色の防護服の写真
後ろから撮影したオレンジ色の防護服の写真

素材(そざい):ポリアミド繊維(せんい)、ブチルゴム

重量(じゅうりょう):7.5キログラム

放射線防護服(ほうしゃせんぼうごふく)

病院(びょういん)や研究所(けんきゅうしょ)などで放射線(ほうしゃせん)が漏(も)れた時(とき)に着(き)る服装(ふくそう)です。空気呼吸器(くうきこきゅうき)とヘルメットをつけたままで着用(ちゃくよう)できます。

正面から撮影した金色の防護服の写真
後ろから撮影した金色の防護服の写真

素材(そざい):アラミド繊維(せんい)、鉛(なまり)

重量(じゅうりょう):8.5キログラム

ウェットスーツ・ドライスーツ

海(うみ)や池(いけ)でおぼれた人(ひと)を助(たす)けるときに着用(ちゃくよう)します。保温性(ほおんせい)が高(たか)い構造(こうぞう)になっていて、冬用(ふゆよう)はさらに保温性(ほおんせい)が高(たか)いドライスーツを使用(しよう)します。

潜水服の上にドライスーツを着た二人の隊員の写真
潜水隊員の潜水服および装備の写真

素材(そざい):スポンジ状(じょう)のゴム

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:中央消防署
郵便番号:675-8522
住所:加古川市加古川町本町194
電話番号:079-427-0119
ファックス番号:079-420-9530
問合せメールはこちら
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか。
このページは見つけやすかったですか。