第十五話:加古川に日本最大の駅があった!?

更新日:2022年09月15日

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加古川に住んでいても知らないことや、「こんなことがあったんだ!」
そんな話題を取り上げます。

第十五話:加古川に日本最大の駅があった!?

古代の交通を支えた日本最大の物流施設

今から約1,300年前、野口町古大内には「賀古駅家(かこのうまや)」と呼ばれる古代の物流施設がありました。

現在の国道2号線の南側あたりに、当時都があった奈良と九州を結ぶ幹線道路である古代山陽道が通っていました。山陽道では、等間隔に駅家(うまや)と呼ばれる施設が整備されていて、道を利用する役人や外国の使節が利用するための宿泊施設と移動手段としての馬を管理していました。

野口町古大内にあった「賀古駅家(かこのうまや)」は、発掘調査の結果から、80m四方の広さで周囲を瓦葺の塀で囲われていたことが分かっており、かなり立派な施設でした。当時、日本最大の40頭の馬が設置されており、この地が古代の人や物の流れにおいて、重要な役割を果たしていたことを示しています。

賀古駅家跡
説明版

賀古駅家跡は、現在、わがまち加古川70選に選ばれ、現地に説明板が設置されています。

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