第十三話:登山道に咲く可憐な花

更新日:2022年06月01日

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加古川に住んでいても知らないことや、「こんなことがあったんだ!」
そんな話題を取り上げます。

第十三話:登山道に咲く可憐な花

日本にだけ生息するユリの原種

 高御位山の登山道では、5月下旬から6月上旬にかけて、白や淡いピンク色の可憐なササユリが咲いています。ササユリは、日本固有のユリで、関東以西の本州や四国、九州に分布しています。葉の形が笹に似ていることから、「笹百合」と名付けられました。

 現在、見頃を迎えているササユリは、種子から開花まで7~8年かかると言われています。長い年月を経て開花するササユリですが、イノシシによる獣害や心無い人による盗掘で、近年は数が減ってきています。高御位山に自生するササユリは地域の方々によって大切に保護されています。

 見る人の心を癒してくれる可憐なササユリを守り続けていきたいですね。

※成井登山口の駐車場は、駐車台数に限りがあり、混み合うことがありますので、ご注意ください。

高御位山の登山道に咲くササユリ

高御位山の登山道に咲くササユリ

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