第十二話:加古川に日本最古のオリーブの木がある!?

加古川に住んでいても知らないことや、「こんなことがあったんだ!」
そんな話題を取り上げます。
第十二話:加古川に日本最古のオリーブの木がある!?
140年前、フランスから来たオリーブ
別府川の河口近くにある宝蔵寺の境内には、2本のオリーブの木が植えられています。
明治12(1879)年、明治政府がフランスから日本で初めてオリーブの苗木2000本を輸入し、そのうち約600本が「神戸オリーブ園」に植えられました。このオリーブの苗木を多木化学創業者の多木久米次郎氏が同園から譲り受け、宝蔵寺の境内に植えました。
その後、神戸オリーブ園は閉園となったため、現在は宝蔵寺に植えられている2本のオリーブが日本で最古のオリーブと言われています。約140年前に遠くヨーロッパから旅をしてきたオリーブが、今も加古川の地で根付いています。
宝蔵寺境内のオリーブ
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更新日:2022年05月02日