第十一話:安倍晴明のライバル、蘆屋道満(あしやどうまん)ゆかりの地

更新日:2022年04月04日

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加古川に住んでいても知らないことや、「こんなことがあったんだ!」
そんな話題を取り上げます。

第十一話:安倍晴明のライバル、蘆屋道満(あしやどうまん)ゆかりの地

時代を越えて語り継がれる伝説の陰陽師

平安時代の陰陽師といえば安倍晴明が有名ですが、そのライバルとして描かれる蘆屋道満が加古川出身だったことをご存じでしょうか。

西神吉町岸にある正岸寺には、かつて蘆屋道満が住んだ屋敷があったといわれています。境内には道満が使っていたとされる井戸の跡が残り、僧侶・医師でもあったといわれる道満が地域の人々のために尽力したことを顕彰する「道満碑」が建てられています。

加古川の蘆屋道満伝説は民話『どうまんの一つ火』に描かれていて、道満の式神は正岸寺境内の井戸に閉じ込められていたと記されています。また、式神がぶつかって傾いたと言われる「こけ地蔵」が東神吉町天下原で大切にまつられています。

いまも加古川に残る道満伝説の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。

正岸寺境内の道満井戸と道満碑

正岸寺に伝わる道満の位牌と木像

東神吉町天下原の「こけ地蔵」。今も大切にまつられています。

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