第六話:日岡山の伝説

更新日:2021年06月10日

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加古川に住んでいても知らないことや、「こんなことがあったんだ!」
そんな話題を取り上げます。

第六話:日岡山の伝説

景行天皇の愛が残した「日岡御陵」

日岡山公園に隣接する前方後円墳「日岡御陵」。播磨国風土記に、ヤマトタケルの母である印南別嬢(いなみのわきいらつめ)の陵墓と記されています。

かつて景行天皇の熱烈な求婚により結ばれた2人。印南別嬢の死後、故郷の日岡山に葬ろうと加古川を渡ると、突風により船が転覆。亡骸が見つからず、悲しみにくれた景行天皇が皇后への思いをよせるため、代わりに見つかった櫛などを葬ったのが、ここ日岡御陵と言われています。

日岡御陵
日岡御陵看板

天皇家の陵墓であるため、宮内庁が管理しています。景行天皇の愛とヤマトタケルが加古川で生まれたという伝説が残る日岡山。陵墓へと続く石畳が、粛々とした空気を感じさせます。

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