「加古川東高等学校2年」清水一花さん

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。
entry068「声で思いを伝えたい」
加古川東高等学校2年|清水 一花さん
高校入学を機に放送部に入部した清水さん。令和8年6月に開催された第73回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会で優勝し、8月には第108回全国高等学校野球選手権大会 開会式にて2年生にして司会を務めるなど、活躍しています。「まだまだ磨きたい部分がたくさんある」とアナウンスに情熱を傾ける清水さんに、開会式での経験やアナウンスへのこだわりを伺いました。

きっかけは声を褒めてもらったこと
中学校では生徒会に入っていたこともあり、校内放送や卒業式の祝辞など、人前で話す機会が多かったんですが、先生や友達に「上手だね」「声がきれいだね」と褒めてもらえたことが自信になっていました。「将来は声を生かして何かしてほしい」と言ってくれた先生もいたんです。高校入学後、放送部があるのを知り、迷わず入部を決めました。
放送部では、上手な人のアナウンスを聞きながら、イントネーションや声の響かせ方を研究しています。アナウンスはきれいに読めているだけではだめなんです。緩急を付けたり、強調して読んだりと、聴いている人に伝わるようなアナウンスを心掛けています。
アナウンス原稿は自分で取材して作ります。しっかり取材できているか、引き込まれる文章になっているかも重要な評価ポイント。私は原稿作りが苦手なんですが、顧問の先生や先輩・友達にもアドバイスをもらい、修正を繰り返して仕上げていきます。ワンフレーズを決めるのにもとても時間がかかるんです。大会の原稿は、2週間ほど毎日修正を繰り返し、時には足りない部分をもう一度取材し直しながら作りました。
放送部では、上手な人のアナウンスを聞きながら、イントネーションや声の響かせ方を研究しています。アナウンスはきれいに読めているだけではだめなんです。緩急を付けたり、強調して読んだりと、聴いている人に伝わるようなアナウンスを心掛けています。
アナウンス原稿は自分で取材して作ります。しっかり取材できているか、引き込まれる文章になっているかも重要な評価ポイント。私は原稿作りが苦手なんですが、顧問の先生や先輩・友達にもアドバイスをもらい、修正を繰り返して仕上げていきます。ワンフレーズを決めるのにもとても時間がかかるんです。大会の原稿は、2週間ほど毎日修正を繰り返し、時には足りない部分をもう一度取材し直しながら作りました。
人の思いが伝わる原稿を
令和8年6月にNHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会のアナウンス部門に出場した際は、国際地理オリンピックに出場した3年生の先輩を取材し原稿を作りました。こだわったのは「世界へ羽ばたく地理への愛」という言葉を織り込んだまとめ部分。先輩が地理を大好きなことが伝わる表現になったと自負しています。
結果発表のときは最後まで名前が呼ばれなかったので、「優勝か、それとも入賞すらできなかったのか」とドキドキしました。優勝できたことはもちろんですが、応援に来てくれていた部員みんなが優勝を喜んでくれたことがとてもうれしかったです。
結果発表のときは最後まで名前が呼ばれなかったので、「優勝か、それとも入賞すらできなかったのか」とドキドキしました。優勝できたことはもちろんですが、応援に来てくれていた部員みんなが優勝を喜んでくれたことがとてもうれしかったです。

静寂の中、幕開けの第一声
8月には阪神甲子園球場で行われる全国高等学校野球選手権大会の開会式で司会を務めることに。NHK杯のアナウンス部門に出場するに当たっての目標のひとつでしたし、2年生で司会を任せてもらえることはとても光栄に感じました。
事前に朝日放送のアナウンサーから指導を受けた際には「選手の晴れ舞台を応援するように、頑張れ!という気持ちを込め明るい声で」とアドバイスをいただきました。
ところが、開会式前日、阪神甲子園球場でのリハーサルでは、声がなかなか響かないという球場ならではの課題に直面。屋内でしかアナウンスをしたことがなかったので戸惑いましたね。いつもの3倍の声を出さないと声が響かないのに、声を張ろうとすると裏返ってしまって。顧問の先生方に「大丈夫、声は出てるよ」と励ましてもらいながら本番に臨みました。
一番緊張したのは、開会式の最初の一言。オープニングムービーが流れた後、5秒の間を置き、静まり返った球場内に「ただいまから…」とアナウンスをするんです。私の声で開会式が始まる、失敗が許されない大切な瞬間。無事に読み切り、ファンファーレが流れたときはほっとしました。
テレビで見ていた光景が目の前に広がっている感動、行進する選手から伝わるやる気と熱気…。私にとっても二度とない貴重な機会なので、球場の景色を胸に刻み込みました。
選手退場のころ、ようやく少し楽しめました。吹奏楽部・合唱部が奏でる「栄冠は君に輝く」に合わせて選手が退場する様子に、「甲子園が始まるんだな」と実感しましたね。
事前に朝日放送のアナウンサーから指導を受けた際には「選手の晴れ舞台を応援するように、頑張れ!という気持ちを込め明るい声で」とアドバイスをいただきました。
ところが、開会式前日、阪神甲子園球場でのリハーサルでは、声がなかなか響かないという球場ならではの課題に直面。屋内でしかアナウンスをしたことがなかったので戸惑いましたね。いつもの3倍の声を出さないと声が響かないのに、声を張ろうとすると裏返ってしまって。顧問の先生方に「大丈夫、声は出てるよ」と励ましてもらいながら本番に臨みました。
一番緊張したのは、開会式の最初の一言。オープニングムービーが流れた後、5秒の間を置き、静まり返った球場内に「ただいまから…」とアナウンスをするんです。私の声で開会式が始まる、失敗が許されない大切な瞬間。無事に読み切り、ファンファーレが流れたときはほっとしました。
テレビで見ていた光景が目の前に広がっている感動、行進する選手から伝わるやる気と熱気…。私にとっても二度とない貴重な機会なので、球場の景色を胸に刻み込みました。
選手退場のころ、ようやく少し楽しめました。吹奏楽部・合唱部が奏でる「栄冠は君に輝く」に合わせて選手が退場する様子に、「甲子園が始まるんだな」と実感しましたね。

人の温かさに勇気づけられて
高校野球の司会がきっかけで、アナウンスの基礎ができていない自分に気づきました。3年生の先輩方は声を張らなくても声がしっかりマイクに入るのに、私は声量を出さないと伝わらなくて。声に迫力が足りないのかな。声の出し方を研究し、技術面をもっと磨いていきたいです。
加古川はまち全体が明るく温かいですよね。私自身、中学校の恩師や周囲の仲間に応援され、勇気づけられて、結果を出せているんだと感じています。
来年のNHK杯では、決勝の舞台となるNHKホールに立つのを目標に、これからも聴いてくれる人に伝わるアナウンスを届けていきたいです。
加古川はまち全体が明るく温かいですよね。私自身、中学校の恩師や周囲の仲間に応援され、勇気づけられて、結果を出せているんだと感じています。
来年のNHK杯では、決勝の舞台となるNHKホールに立つのを目標に、これからも聴いてくれる人に伝わるアナウンスを届けていきたいです。
プロフィール
加古川東高等学校2年|清水 一花さん
加古川市出身・在住。令和8年6月に開催された第73回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会のアナウンス部門で優勝。8月5日には阪神甲子園球場で行われた第108回全国高等学校野球選手権大会 開会式にて司会を務めた。【取材:令和8年9月29日】
加古川市出身・在住。令和8年6月に開催された第73回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会のアナウンス部門で優勝。8月5日には阪神甲子園球場で行われた第108回全国高等学校野球選手権大会 開会式にて司会を務めた。【取材:令和8年9月29日】
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郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9222
ファックス番号:079-424-1370
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更新日:2026年10月20日