「陸上競技選手」船田茜理さん

更新日:2026年09月17日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry067「自分の壁を越え続けたい」

陸上競技選手|船田 茜理さん

令和8年6月に愛知県で開催された第110回日本陸上競技選手権大会の女子三段跳びで初優勝した船田さん。これまで二人のライバルに勝てなかった悔しさを晴らし、たった一枠のアジア大会出場を見事に掴み取った船田さんに、三段跳びの魅力やこれからの目標を伺いました。
日本選手権の金メダルと賞状を見せる船田さん

忘れられない大歓声

陸上競技を始めたのは小学生のとき。学校の授業で走り幅跳びの記録が良く、先生からクラブに誘ってもらったのがきっかけです。他にも、サッカーやバレーボールもやっていましたが、個人競技の方が自分に合っていたんだと思います。気が付けば陸上競技一本になっていました。
6年生の走り幅跳びの大会で4mを超えた時の大歓声がとても印象的で、私の陸上競技の原点になっています。普段からどの大会でも楽しむことを大切にしていますが、今振り返っても、これまでで一番楽しかった大会だったと思います。

悔しさを成長の糧に

三段跳びを始めたのは高校2年生のとき。走り幅跳びの記録が伸び悩む中で挑戦してみると、思いのほかすんなり跳ぶことができ、大会でもいい記録を残せました。
そして、初めて本気で競技に取り組めるようになったのは、「私に合った練習」を先生に提案してもらったから。練習の意図を聞いた上で一度取り組んでみて、納得のいく練習だけを繰り返すうちに記録も伸び、練習がとても楽しくなりました。
私に合った練習と三段跳びがかみ合い、高校3年生で初めてインターハイに出場しましたが、結果は予選敗退。悔しくて涙が止まりませんでした。普段、寡黙な父も泣いていて、その姿を見て大学でも続けようと思いました。
地元の競技場で高校時代を振り返る船田さん

目指すは常に自己ベスト

三段跳びの魅力は、跳躍の中で挽回できることですね。2歩目に少し苦手意識があるんですが、3歩目で調整できるところがいいんです。
令和9年には世界陸上、令和10年にはオリンピックがありますが、実はあまり意識はしていません。それよりも、自己ベストを更新し続けることが大切だと思っています。結果的に世界の大舞台で跳ぶことができたらうれしいですね。
優勝した日本選手権で跳躍する船田さん
プロフィール
陸上競技選手|船田 茜理さん
加古川市出身・在住。令和8年6月に愛知県で開催された第110回日本陸上競技選手権大会の女子三段跳びで優勝。【取材:令和8年8月26日】

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