「いろは食堂(ビストロ)店主」一角昌史さん

更新日:2026年04月20日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry062「かつめしをもっと好きになってほしい」

いろは食堂(ビストロ)店主|一角 昌史さん

加古川町溝之口にある洋食店の店主の一角さん。1947年から続く店を引き継ぎ、4代目としてかつめしを提供する一角さんに、かつめしへの思いや魅力を伺いました。

自慢のかつめしを手に微笑む一角さん

こどもの頃に通った店を継いで

叔父が3代目をしていたこの店。私はこどもの頃から、サッカー友達を連れて週2・3回はかつめしを食べさせてもらいに来ていましたね。自分も飲食店をするんだろうな、とぼんやり思っていました。料理の専門学校を卒業後、いつか地元・加古川で店を持つため、フランス料理の修行を積んでいたところ、叔父が引退を考えていると聞き、店を継ぐことにしました。みんなに分かりやすく、また孝行の気持ちもちょっぴり込めて、創業当時の店名に戻しスタートしました。

お客さんとのつながりに感謝して

店を継いで5年経った頃、コロナ禍の緊急事態宣言で休業をせざるを得ない状況になりました。学校も休校になり、こどもたちの毎日の食事の準備で大変な保護者の助けになればと、飲食店仲間に声をかけ、弁当の無料配布をすることに。休業中のスタッフの働く場としてもという思いもありました。正直大赤字ではありましたが、これをきっかけに店にも食べに来てくれる人もいました。
先代のころから通ってくれるお客さんもいるんです。昔おばあさんに連れられて来ていた人が、親になり自分の子を連れてきて、3世代にわたりうちのかつめしを食べてくれて。お客さんとのつながりに本当に感謝しています。
看板メニューのかつめし

創業当時からの味を守り抜く

ソースのレシピは創業当時から70年以上変えていません。1週間かけて500人前を仕込みます。一度にたくさん作った方がおいしくなるんですよ。時間をかけて、妥協せず納得いく味に仕上げています。揚げ油やソースにはラードを使うのもポイントです。「昔を思い出したわ。変わらずおいしい!」と言ってもらえるとうれしいですね。
私のこだわりは素材選びです。肉や野菜など、選び抜いた素材を使っています。
物価高のご時世、飲食店にとっても厳しい状況。そんな中でもスタッフと一緒に店を守り続けることが私の使命です。加古川市で育った人は給食などでかつめしを食べたことがあると思いますが、ぜひ一度うちのかつめしを食べに来てください。もっとかつめしが好きになりますよ!加古川のB級グルメとして、もっとかつめしのことやおいしさを知ってほしいです。
ソースをかけてかつめしを仕上げる一角さん
プロフィール
いろは食堂(ビストロ)店主|一角 昌史さん
加古川市出身、在住。フランス料理を学んだ後、叔父の店を2015年8月に継ぎ、1947年から続く洋食店を4代目として営む。【取材:令和8年3月26日】

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:企画広報課 広報広聴係(本館4階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9222
ファックス番号:079-424-1370
問合せメールはこちら