「チェントクオーレハリマ」大塚靖治さん

更新日:2022年09月20日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry022「サッカーでまちをもっと元気に!」

チェントクオーレハリマ代表|大塚靖治さん

緑が鮮やかな日岡山公園のサッカーグラウンドで練習に励むサッカー選手たちを温かく見守っているのは、チェントクオーレハリマ代表の大塚靖治さん。関西サッカーリーグに所属するチェントクオーレハリマ(旧バンディオンセ加古川)は、加古川市に本拠地を置く社会人サッカークラブ。地域に根差したクラブチームとして目標であるJリーグを目指し、日々奮闘しています。

グラウンドを歩く大塚靖治さん

サッカー選手からチームの運営へ

小学生からサッカーを始めて、奈良県での高校時代には全国大会に出場しました。その後、京都のJFL(日本フットボールリーグ)のクラブチームで3年間プレーし、バンディオンセ神戸(当時)や長野県、奈良県のチームを経て、平成25年(2013)にチェントクオーレハリマの前身であるバンディオンセ加古川へ移籍、4年間プレーしました。
右膝の大けがで2年間リハビリに専念する期間がありました。引退も覚悟しましたが、持ち前のポジティブさで何とか復帰することができました。プレーできない期間はチームの運営にも関わることができ、貴重な経験ができました。

スポーツが、仲間が、助けてくれる

平成29年(2017)、チームの経営が行き詰まり、私が代表になって再スタートしました。20名以上いた選手は7名しか残りませんでしたが、「スポーツが、仲間が助けてくれる」という自分の原点となっている思いを原動力に、選手・スポンサーの確保に奔走しました。
現在は、パートナー企業をはじめ、応援してくれる方々にも恵まれ、社会や地域と関わることによって、選手やスタッフも成長しています。
長野や奈良に在籍していた時、チームの地域活動でまちに活気が生まれていったという実感があり、加古川でも「サッカーでまちをもっと元気にする」ことを目標に、サッカー教室の開催や地域イベントへの参加などに積極的に取り組んでいます。

サッカー教室の様子

2つの目標を成し遂げたい

この数年で地域の皆さんに声をかけてもらったり、地域のイベントに呼んでいただくことも増えました。チームをまちの資源として活用していただき、地域の皆さんとまちを元気にしていきたいと思っています。特に、これからのまちを支える子どもたちには、それぞれの置かれた環境に関係なくスポーツや教育を受けられるようになってほしい、そんなまちづくりにチームが携われたらと強く思っています。「Jクラブになること」と「まちをもっと元気にすること」。この2つの目標は両方とも絶対に成し遂げる!その思いで、ぶれることなく、これからも活動を続けていきます。

練習を見守る大塚靖治さん
プロフィール

チェントクオーレハリマ代表|大塚靖治さん

京都府出身、加古川市在住。加古川市に本拠地を置く社会人サッカークラブ「チェントクオーレハリマ」の代表。地域に根差したクラブチームとして、Jリーグを目指し奔走中。

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