「兵庫大学 女子駅伝部」長岡あずさん

更新日:2022年03月16日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry016「地域の方々の温かな声に応えられるよう頑張りたい」

兵庫大学 女子駅伝部|長岡あずさん

令和3年(2021)9月、兵庫大学は関西学生対校女子駅伝競走大会で6位に入賞し、2年ぶり2度目の全日本大学女子駅伝対校選手権出場を決めました。同大学の女子駅伝部に所属する1年生の長岡あずさんは、この大会で3区に出走。同年12月の富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)でも全日本選抜のメンバーに選出されるなど全国で活躍を見せる長岡さんを訪ねました。

長岡あず さん

陸上と向き合った日々

小学5年のときに陸上クラブに入り、そこから本格的に長距離の練習をするようになりました。高校では、不調が重なり挫折しそうになったときもありましたが、顧問の先生の言葉に助けていただきました。普段は一言くらいしか返ってこない練習日誌のコメントが、見開き2ページにわたって長文で返ってきたんです。そこには、この経験が絶対次につながるという励ましのメッセージが書かれていて、それまでただ無我夢中に取り組んでいた陸上への向き合い方を変えるきっかけとなりました。このページは何時でも見返せるように写真に収めて、大切に保管しています。

令和3年富士山女子駅伝で全日本選抜のアンカーを務めた長岡さん

大学での成長を実感

本当は、高校3年間で陸上を辞めるつもりだったんです。しかし、一つ上の先輩が高校で歴代最高記録を打ち立てたのを見て、あぁ自分もやっぱり走りたい、地元で陸上を続けたいと考えるようになりました。兵庫大学女子駅伝部監督の樽本先生に教えてもらいたいという思いもあり、この大学に入りました。日々学ぶことも多く、成長を実感しています。

元々はとても緊張しやすく、地方の記録会でも強豪校のユニフォームを見ると固くなってしまっていたのですが、大学に入ってからは、周囲はみんな先輩なんだから1年生として伸び伸びやっていこうという感覚でリラックスして大会に挑めるようになりました。

インタビューに答える長岡さん

加古川は「あたたかい」場所

朝の練習で寺田池の周りを走っていると、地域の方々から「頑張ってね」と声をかけていただいたり、大学の先生や学生の皆さんが応援してくださったりと、今まで直接そういった声を聴く機会がなかったのでとても嬉しく感じています。その分、皆さんの声援に応えられるような結果を残したいですね。

他の強豪大学は、遠方から強い選手が集結していることが多いですが、兵庫大学は地元出身の選手を中心に全国出場という結果を残せているので、その良さを知ってほしいなと思いますし、今後は後輩にとって憧れの選手になれるよう頑張っていきたいです。

プロフィール

兵庫大学 女子駅伝部|長岡あずさん

兵庫大学女子駅伝部に所属する中長距離選手。令和3年(2021)9月の関西学生対校女子駅伝競走大会では3区を務め6位入賞。同年12月の富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)では全日本選抜のメンバーに選出され、1年生ながらアンカーの7区を務めるなど全国でも活躍している。

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