「すっきゃ加古川」池田𠮷弘さん

更新日:2022年01月19日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry014「“知っとるようで、よう知らん”ことの多さを改めて感じた」

すっきゃ加古川|池田𠮷弘さん

加古川のまちに関する様々な知識を問う試験に合格した人を「かこがわ人」として認定する「かこがわ検定」と、検定に先立って知識を学ぶ「かこがわ学講座」を企画運営する市民団体「すっきゃ加古川」の池田𠮷弘さん。これまで15年にわたって続けてきた活動を通じて地域の魅力を発掘、発信してきた池田さんにお話を伺いました。

池田𠮷弘さん

もったいないから始まった活動

平成18年(2006)、『新・かこがわ辞典』という本の発行に編集委員として携わりました。その後、本を出版しただけではもったいない、という思いから、「すっきゃ加古川」というグループを結成し、加古川観光協会と協力して「かこがわ学講座・かこがわ検定」を立ち上げました。これまでに『新・かこがわ辞典』の続編として、平成22年(2010)に『Kako-Style』、平成27年(2015)に『Kako-Style2』を、多くの方に関わっていただいて発行し、講座・検定も今年で16回目となりました。楽しい内容だがアカデミックに、を心がけて毎年企画しているので、面白いと思って参加してもらえると嬉しいですね。

新・かこがわ辞典、冊子かこすたいる2、かこがわ学講座検定チラシ

知ることが好きになる第一歩

自分自身もそうでしたが、まちのことを知っとるようで、実はよう知らんことって多いんですよね。知ることが好きになる第一歩と考えて、たくさんの人に加古川のことを知ってもらえるよう活動しています。参加者が講座の内容に満足して帰る姿を見ると、とても嬉しいです。現在は、講座をYouTubeで配信したり、検定をオンラインで実施したりと、工夫も続けています。仕事をしている現役世代には参加しにくい印象があるかもしれませんが、まちのことを知ることで楽しみも増えると思うので、多くの人に興味を持ってほしいですね。

インタビューに答える池田さん

自分にとっての加古川とは

若い世代の「自分にとっての加古川」をぜひ聞きたいですね。まちの姿は、どんどん変わっていきます。我々の世代のノスタルジーだけでなく、若い人がまちのどこに魅力を感じているのか、どんなまちにしたいのかを一緒に語り合いたいと思っています。今後は、メンバーの幅を広げることも視野に入れながら活動を続け、加古川のことが好きな人を増やしていきたいです。

プロフィール

すっきゃ加古川|池田𠮷弘さん

加古川市在住。生まれも育ちも生粋の加古川っ子。20代から地域活動や阪神淡路大震災の支援活動に参加。平成19年(2007)から「すっきゃ加古川」の活動を始め、毎年2月のかこがわ学講座、3月のかこがわ検定などを企画運営している。

 

「かこがわ学講座2022」

開催日時:令和4年(2022)2月12日(土曜日)に4講座を公開

開催場所:YouTubeやDVDで視聴可能

「かこがわ検定2022」

開催日時:令和4年(2022)3月5日(土曜日)15:00~16:00

開催場所:東播磨生活創造センター「かこむ」講座研修室

参加費:講座・検定セットで2,000円(学生は半額)

くわしくは下記ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:企画広報課 広報広聴係(本館4階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9222
ファックス番号:079-424-1370
問合せメールはこちら