「プロゴルファー」高松志門さん

更新日:2021年05月14日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry006「常に周りに気を配る、ゴルフの精神」

プロゴルファー|高松志門さん

加古川の地で生まれ育ったプロゴルファーの高松志門さんは、24歳でプロテストに合格後、昭和63年(1988)にコリアンタイムズ・ポカリオープンで優勝。平成7年(1995)にはレッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、指導者としても活躍しています。

高松志門さん1

加古川の豊かな風土に育てられた

加古川市は災害が少なく温暖で、海があれば川もあり、小高い山もあって、最高の風土ですよね。小学生まではよく鶴林寺で遊んでいたのを思い出します。

中学2年生の時、自分の性格を変えたくて好きだった野球を一旦辞め、2カ月間毎日、日岡山の展望台(旧:聖徳閣)で加古川市の景色を眺めていました。加古川の流れや河口に沈んでいく夕日を見ながらゆっくりと過ぎていったあの時間が、今の自分の考え方や性格を形成していったのだと思います。

高松志門さん2

プロゴルファーを目指すきっかけ

高校を卒業してしばらくは病気の母を看病していました。その母が病床でアシスタントプロ(研修生)募集の広告を見つけ、「プロゴルファーを目指しなさい!」とひとこと。今振り返ると、そこからプロテストに合格するまでの4年間がゴルフを一番練習した時期でしたね。

昔から「自由業」に就きたくてこの仕事を選んだので、練習に対して苦労を感じたことはありません。なにより技術を探究することが楽しかったので、その機会を存分に与えてくださった方々にはとても感謝しています。

ゴルフの精神を次代へ

ゴルフの精神は「常に周りに気を配ること」。一点に集中することも必要ですが、自分の事以外にも広く気を配って行動できるのが大切なことだと思います。ゴルフはこれを育むもので、他のスポーツとは異なる素晴らしいものなので、技術だけではなくこの精神が子どもたちに伝わるよう、今後もお手伝いができればと願っています。

 

無因自然と書かれたゴルフボール
プロフィール

プロゴルファー|高松志門さん

「無因自然」。考え過ぎず自然体でプレーすることをモットーにしている。現在は全国各地でゴルフレッスンや講演など精力的に活動中。

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