令和8年1月号

更新日:2025年12月24日

加古川には楽しいイベントがいっぱい!
イベントで出会ったステキな瞬間を紹介する、広報かこがわの「グラフかこがわ」。
紙面で掲載しきれなかった場面をご紹介します。

目次

 

プロ棋士と巡る 鶴林寺&かつめしツアー

場所:鶴林寺

鶴林寺浄心院での対局体験

 第51回将棋の日が16年ぶりに加古川で開催。9つのプログラムのうち、鶴林寺&かつめしツアーではプロ棋士たちと一緒に青流戦の決戦の地・鶴林寺を巡ります。

住職の案内で鶴林寺を散策する参加者
 住職の案内のもと、鶴林寺本堂や宝物館を見学し、青流戦決戦三番勝負の対局場である浄心院では、実際に盤駒を並べてプロ棋士と向かい合うなど、特別なひとときとなりました。
かつめしを前に談笑する棋士と参加者
 鶴林寺散策の後は、お待ちかねのかつめしタイム。食事の合間に繰り広げられた参加者とプロ棋士とのフリートークも盛り上がり、「こんなに大勢のプロ棋士と交流できるのは初めてで楽しいです」と久保九段と談笑する参加者。
かつめしを食べる棋士と参加者
 北は青森県、南は宮崎県と、全国から集まった20人の参加者。「初めて食べたけどおいしい」とかつめしに舌鼓。プロ棋士は「対局中の栄養補給でも食べたい。“勝つ”めしで縁起もいいね」と大絶賛。会場内で身近にプロ棋士と直接言葉を交わし、ここでしか聞けない将棋談話に花が咲きました。
かつめし

かつめしProfile

ご飯の上にたたいて平たくしたビフカツをのせ、デミグラス系のたれをかけた加古川のソウルフード。JR加古川駅前の食堂で考案された「箸で気軽に食べることができる洋食」というルーツから、洋皿に盛り、スプーンは使わないともいわれている。

 

ひとあしごとに、ワクワクひろがる 加古川ツーデーマーチ

場所:加市内各所

スタートする参加者
 2日間で3,314人の参加者が市内各地を歩きました。
 中央会場の市役所では早朝から集まった参加者全員で準備体操。けがなく完歩できるようにしっかりと体をほぐします。
 爽やかな日差しとなった1日目は総合文化センターや鶴林寺などの文化や歴史を楽しめる東南コースを歩きます。大勢に「いってらっしゃい!」と見送られ、参加者は笑顔でスタートしました。
高校生ボランティアから水を受け取る参加者
 10・20kmコースを歩く人たちは、総合文化センターでチェックポイントを迎えました。広場ではたい焼きの販売や高校生ボランティアによる給水などがありました。
加古川フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴く参加者
 センターのエントランスホールでは加古川フィルハーモニー管弦楽団による演奏があり、コース後半に向けて英気を養う参加者も。
ゴールで記念写真を撮る家族

 記念撮影をしていたのは、10kmコースに参加した4人家族。「久しぶりに参加しました」とお父さん。「歩くのは大変だったけど、普段通らない道を歩いて、いろんな景色を見られて楽しかった。」と男の子は満足げな表情。ゴールの中央会場にも、加古川名物かつめしや恵幸川鍋などのグルメやダンスステージなど催しがたくさん。加古川を満喫できる一日でした。

 

大きく育ってね! 稚魚の放流会

場所:海洋文化センター

バケツの中のキジハタの稚魚
 「いつまでも釣りを楽しめる豊かな水辺環境を次世代へ」をコンセプトに、NPO法人日本釣振興会の皆さんが各地で行う放流企画。
 東播磨漁業組合員さんの協力の下、今回はキジハタ(アコウ)の稚魚3,000匹が用意されました。
キジハタに触るこどもたち

 市内の親子と、明石市からの幼稚園児が放流に参加しました。稚魚の入ったバケツが一人ずつに用意され、東播磨漁業組合員さんがキジハタの説明をします。「触ってみたい!」とこどもたち。恐る恐る指で稚魚に触れてみます。

公益財団法人日本釣振興会の横断幕

 日本釣振興会は釣具店や釣具メーカー、釣りの愛好グループなどが加盟。稚魚放流会の他に、釣り場の清掃作業や釣り体験教室、マナー啓発などで、釣りの普及活動と釣り場の環境改善活動などを行っているそうです。「楽しく釣りを続けられるように活動していきたいですね」と担当者。

稚魚を放流する参加者
 いよいよ放流です。護岸に並び、カウントダウンに合わせて一斉に稚魚を海に放ちます。3,000匹は一度では放流しきれず、3回に分けて放流しました。
 キジハタは周辺にすみつき、育っていくそう。
稚魚を放流する参加者

 親子でよく釣りをするという参加者に感想を聞きました。「放流イベントは初めて。貴重な体験で楽しめました。キジハタは刺身でも食べたことがありますが、おいしい魚ですね。」とお父さん。「小さな魚がかわいかった。釣りも好き。キジハタが釣れるといいな」と男の子。今日放流したキジハタも大きく育ってほしいですね。

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