令和7年11月号

更新日:2025年10月29日

加古川には楽しいイベントがいっぱい!
イベントで出会ったステキな瞬間を紹介する、広報かこがわの「グラフかこがわ」。
紙面で掲載しきれなかった場面をご紹介します。

目次

 

親子農業体験 サツマイモ収穫

場所:陵南公民館

サツマイモを掘る参加者

 朝から小雨が降ったり止んだりの日。8組のこどもと保護者が集まりました。ちょうど雨が上がり「今だ!」と芋堀り開始。水足営農組合の皆さんが育てたサツマイモ畑に入ります。品種はほくほくした食感と上品な甘さが特徴の「鳴門金時」です。

サツマイモを引っ張るこどもと保護者
 つるをつかんで引っ張るも、芋はびくともしません。芋を傷つけないように手やスコップで少しずつ掘り進めます。なかなか土がほぐれず、営農組合の皆さんに掘り起こしてもらう組も。芋がぐらぐらし始めたら、親子で力を合わせます。「採れた!」「わあ、たくさんついてる!」とあちこちで歓声が上がります。
サツマイモを手に持つ男の子
 収穫した芋の中から、大きなものと細長いものを持って、ポーズ。芋からひょろひょろと出ているひげも気になる様子。
 「思ったより大変で、汗をかきました」「こどもの頃に芋堀りをして以来の体験でした」と参加したお母さん。
収穫されたたくさんのサツマイモ
 大小さまざまな形のサツマイモが収穫できました。途中で切れてしまった芋も、自分たちで収穫したからこその体験です。
 「焼き芋にする?スイートポテトにする?」収穫してしばらく寝かせると甘みが増すそう。調理した芋を味わうのが楽しみですね。

 

わくわく体験 こどもドローン教室

場所:東加古川公民館

ドローンを手に説明する講師
 参加した15人は、普段見ることがないドローンに興味津々。先生からドローンについて簡単な説明のあと、早速ドローンの操作に挑戦します。
 
 
 
 ドローンに搭載されたカメラの映像を見ながら、コース上に配置された輪をくぐります。最初は勢いがつき過ぎてぶつかりそうになっていた子も、先生のアドバイスでみるみる上達。
 他の子から「がんばれ!」と応援を受けながら、次々と輪をくぐり抜け、ゴール地点に着地。「位置を調整するのが難しかったけど、楽しかった」と満足気な表情。
ドローンを操作する男の子
輪をくぐるドローン

 

 

ドローンを操作する参加者
 次はドローンを操作して、磁石でお菓子をつり上げます。「右!右!」「影をよく見て!」とみんなのアドバイスを聞きながら、菓子めがけて慎重に操作。見事菓子を吊り上げてキャッチ成功。
 「皆さんすぐに操作に慣れて上手に操作していました」と先生。この教室から、災害現場などで活躍するドローンパイロットが誕生するかもしれませんね。

 

ウェルネスティーンズコンサート~加古川に響く。心に届く。~

場所:SHOWAグループ市民会館

受け付けでパンフレットを配る松陽高校の生徒
 高校吹奏楽部を中心としたコンサートが開催されました。生徒たちは当日の司会や会場運営も行います。受け付けの松陽高校生徒は「普段は運営をすることはないので新鮮。今日は他校と合同で演奏するので、迫力ある演奏ができそうで楽しみ!」と笑顔で来場者を出迎えます。
加古川南高校と農業高校の演奏

 トップバッターは加古川南高校と農業高校の合同バンド。「合同なので音程を合わせるのに苦労した」とのことですが、「春の猟犬」では華やかな躍動感あふれるメロディーを奏でます。

 

 「『ジョジョの奇妙な冒険』より”il vento d’oro”」では、サックスのソロや決めポーズで、クールな演奏を披露。

加古川南高校と農業高校の演奏
ポーズを決める生徒

 

 

演奏する加古川西高校

 加古川西高校が演奏するのは、伸びやかなメロディーと細やかな伴奏が特徴の「アルヴァマー序曲」。

 

 「ロコローション」と「マツケンサンバ2」では学生指揮も行われました。「常に全力で恥じらいを捨ててがモットー」と話す生徒とマツケンに扮する顧問の先生が会場を盛り上げます。

指揮をする生徒
マツケンに扮する顧問の先生

 

 コンサートの中盤では、吹奏楽コンクールで優秀な成績を収めた中学校が招待され、演奏を披露。
 陵南中学校が演奏するのは、「秘儀4<行進>」、「J-BEST インフェルノ~私は最強~ダンスホール~僕のこと~ケセラセラ」、「NAINAI16」。「NAINAI16」では、歌やダンスのパフォーマンスで会場を盛り上げます。
演奏する陵南中学校
演奏する陵南中学校

 

 続く加古川中学校と氷丘中学校の合同バンドは、「いにしえの時から」、「ディープ・パープル・メドレー」、「風になりたい」、「宝島」の4曲を披露。総勢88人での迫力のある演奏で会場を魅了しました。

演奏する加古川・氷丘中学校の合同バンド
演奏する加古川・氷丘中学校の合同バンド

 

 

合同バンドと指揮をする先生

 加古川北・高砂南・東播磨・松陽・東播工業高校の合同バンドは、静かで美しいハーモニーの「ヨークシャー・バラード」から一変して、勇壮な「パイレーツ・オブ・カリビアン」を演奏。「大編成の迫力を身をもって感じた」と生徒たち。

タンバリンを手に踊る生徒

 「2億4千万の瞳」では、タンバリン隊が鮮やかな手さばきで会場を盛り上げます。「観客の拍手がうれしかった」と話します。

 

 1・2年生全員での舞台は初めてという加古川東高校はリズミカルな「吹奏楽のための『第一組曲』」とドラムやベースを加えたロックな「ワタリドリ」を披露。「緊張したけど、満足のいく演奏ができた」と笑顔を見せます。

演奏を終えた加古川東高校
演奏する加古川東高校

 

 

リーダーズバンドの指揮をする柴田さん

 第2部では、コンサートのプロデュサーも務める陸上自衛隊中央音楽隊の柴田昌宜さんが登場し、高校生リーダーズバンドと「イギリス民謡組曲 第1楽章」を披露。

中村さんと演奏する高校生リーダーズバンド

 続いて、NHK交響楽団フルート奏者の中村淳二さんが加わり、「塔の上のラプンツェルより『輝く未来』」と「アルメニアン・ダンス パート1」を演奏しました。
 高校生徒との共演は初めてという中村さんは「若々しいサウンドで勢いときらめきがある。楽しくしっかり練習して、吹奏楽が加古川でもっと盛んになってほしい」と話します。

拍手を浴びる柴田さんとリーダーズバンド

 「初めて舞台を踏んだ時のことを思い出して感慨深い」と話す柴田さんは「生徒たちは本気で熱を持って取り組んでいる。これからも音楽を愛し、成長してもらえるように祈っている」と未来の音楽家たちにエールを送りました。

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