令和7年10月号
加古川には楽しいイベントがいっぱい!
イベントで出会ったステキな瞬間を紹介する、広報かこがわの「グラフかこがわ」。
紙面で掲載しきれなかった場面をご紹介します。

目次

参加者は白衣を着て実験開始。1つ目の班では、市販されている国内外の水や持参した水の硬度を、簡易キットで調べます。自宅の水道水や井戸水、メダカの水槽からくんできた水など、調べたい水はそれぞれです。

 水と薬剤が入った三角フラスコに別の薬剤を少しずつ加えていくと、化学反応で色が変わります。加えた薬剤の量から硬度を求めました。
使ったことがない器具に参加者は興味津々。少しずつ薬剤を加えられるように真剣に器具を扱います。
使ったことがない器具に参加者は興味津々。少しずつ薬剤を加えられるように真剣に器具を扱います。

硬度の違いは味にも出る?国内産や外国産の市販のミネラルウォーターを飲み比べます。「いつも飲んでいる水と味が少し違う感じがする」「硬度によって飲み心地が違う」などの感想も。

 別の班では微生物がテーマ。染色した大腸菌と黄色ブドウ球菌を、1,000倍まで拡大できる光学顕微鏡で観察しました。
その後、専用のジェルとブラックライトを使い、手を洗うとどのくらいきれいになるのかを調べる実験を行いました。
その後、専用のジェルとブラックライトを使い、手を洗うとどのくらいきれいになるのかを調べる実験を行いました。

 実験後は一人一人に修了証が渡されます。「白衣を着たら気持ちがきりっとしました」「実験が楽しくて理科の授業が好き」と参加者たち。
健康科学研究所の担当者は「暮らしの身近にある水や菌で実験することで、不思議さや楽しさを感じてもらえれば。ここから将来の研究者が育ってほしいですね」と話してくれました。
                  健康科学研究所の担当者は「暮らしの身近にある水や菌で実験することで、不思議さや楽しさを感じてもらえれば。ここから将来の研究者が育ってほしいですね」と話してくれました。

 加古川市まちの魅力発信キャラクター「かこのちゃん」が大阪・関西万博に登場。モニターにはPR動画、壁面にはポスター、展示ケースにはアクリルスタンドなどのグッズで兵庫県ゾーンをジャックします。「かこのちゃん、大好きです」と加古川からファンも駆け付けました。

メインホールの「HYOGOミライバス」では、踊っこまつりの出演者14人による総踊りを披露。鳴子を手にした踊り手と来場者は音楽のリズムに乗り、会場が一体感に包まれます。踊り手は「後ろのスクリーンの映像もあったので、臨場感がすごかったです」と楽しそうに話してくれました。

関西パビリオンの前では、催しを見た来場者がスタッフ用の法被を借りて記念写真をパシャリ。背中に描かれたかこのちゃんを見て「かわいい!」と笑顔に。多くの来場者が加古川市に触れ、市の魅力発信の一日は大成功に終わりました。

 8月、浪曲師 京山幸太さんが加古川観光大使に委嘱されました。「高校時代までを過ごした加古川市。演芸のまちと呼ばれるように恩返ししていきたい」と幸太さん。
                  
志方町出身で先輩観光大使の講談師 旭堂南海さんも駆け付けました。「議事堂が舞台になるとは夢にも思わなかった」と南海さん。加古川の地名や伝説を織り込んだ講談で、集まった参加者の笑いを誘います。

幸太さんも、自身の浪曲との出会いを題材にした浪曲を披露。普段の劇場より緊張したと幸太さん。「浪曲は題材が自由。浪曲を通じて加古川市をどんどんPRしていきたい」と抱負を語ってくれました。

        
        
        
        
        
      
更新日:2025年09月26日