令和6年10月号
加古川には楽しいイベントがいっぱい!
イベントで出会ったステキな瞬間を紹介する、広報かこがわの「グラフかこがわ」。
紙面で掲載しきれなかった場面をご紹介します。

目次

夏休みに行われた和太鼓教室に、14人の子どもが参加。指導してくれるのは、東播センター合唱団民謡集団あらぐさの皆さんです。少し緊張した面持ちの子どもたちでしたが、準備運動でグーッと体を伸ばし、太鼓を打つ準備は万全!

バチを手に持つ子どもたち。まずは太鼓を打つ姿勢を教えてもらいます。「太鼓を打つ手の肘を真っすぐ伸ばすと格好いいよ」とのアドバイスで、みんなの動きがピシっとそろいます。

ドン!ドン!ドン!と3拍子のリズムを力強く打っていきます。初めて太鼓に触れた子は「リズムを取るのが難しい!」と四苦八苦。それでも、1時間の練習で、最後には曲のワンフレーズが打てるように。ホールに躍動感溢れる音が響き渡りました。

スタジオに集まった9人の生徒が躍るのはフラメンコ。「退職後に新しいことを始めたいと、たまたま教室を体験したのがきっかけ」、「15年以上続けています」という生徒も。
まずはステップの練習から。華やかなスカートの下では、ヒールが細かなステップを刻みます。「一番難しいのはやっぱりステップ」と話す生徒たちはみんな真剣な表情。
まずはステップの練習から。華やかなスカートの下では、ヒールが細かなステップを刻みます。「一番難しいのはやっぱりステップ」と話す生徒たちはみんな真剣な表情。

1曲目はグアヒーラという曲。ギターの奏でる3拍子のリズムに合わせてカンッ!カンッ!カンッ!とヒールのキレのある音が響きます。複雑なステップだけでなく、骨盤の動きや体の軸にも意識します。

2曲目はティエントスという4拍子の曲に合わせて踊ります。「次の振り付けまでの間も指先まで気を払って」と先生。指先も外回し、内回しと、細かに動かします。発表会に向けて1年半かけて1曲を仕上げるんだとか。
「ステップの音がそろうと気持ちいい!」「情緒ある音楽に合わせて踊るのが楽しいんです」とフラメンコの魅力を語ってくれました。
「ステップの音がそろうと気持ちいい!」「情緒ある音楽に合わせて踊るのが楽しいんです」とフラメンコの魅力を語ってくれました。

水曜日に行われている絵画教室。この日は9人の生徒が参加しました。部屋に入ると、にぎやかなBGMが流れていることに気づきます。
「生徒さんが緊張しないようにロックを流しています。決まったモチーフはなく、描きたいものを自由に描いてほしい」と先生。一人一人の作品を見ながらアドバイスをしていきます。
「生徒さんが緊張しないようにロックを流しています。決まったモチーフはなく、描きたいものを自由に描いてほしい」と先生。一人一人の作品を見ながらアドバイスをしていきます。

油彩、水彩、ペン、鉛筆、アクリル絵の具など、生徒は好きな画材で好きなモチーフを描きます。点描を行う生徒は「ペンの太さや点の重ね方で、奥行きが出せるのが魅力。彩色とはまた違う面白さにはまっています」と、鶴林寺を描いた作品を見せながら話してくれました。

大きなキャンバスに油彩画を描く女性は「作品にする景色は、すべて自分で出かけて印象に残った場所です。これは琵琶湖の中にある島に行ったときの風景」と教えてくれました。話をしながらもどんどん筆が進み、背景が変化していきます。

互いの作品を見ながら談笑するひとときも。「どんなふうに描いているの?」「いい作品ができそうですね」などと会話が弾みます。
「絵の基になった写真は、スマホで色味を変えられるんですよ」と、操作方法を見せる生徒。世代を越えた交流も行われていました。
「絵の基になった写真は、スマホで色味を変えられるんですよ」と、操作方法を見せる生徒。世代を越えた交流も行われていました。
更新日:2024年09月27日