「加古川ジュニアバドミントンクラブ」秋庭真尋さん・栗田遥翔さん

更新日:2025年02月21日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry049「悔しさをばねにつかんだ3連覇」

加古川ジュニアバドミントンクラブ|秋庭真尋さん・栗田遥翔さん

令和6年12月に神戸市で開催された、第33回全国小学生バドミントン選手権大会で3連覇を達成した秋庭真尋・栗田遥翔ペア。インタビュー中も早くシャトルを打ちたくてうずうずしているなか、これまでの歩みやこれからの目標についてお二人にお話しを伺いました。

幼い頃からの絆

秋庭さん:バドミントンを始めたきっかけは、姉がやっていて楽しそうだったので、5歳から始めました。他の習い事はしていなくて、バドミントン一筋です。
栗田さん:両親の影響で6歳からバドミントンを始めました。練習の合間を縫って他のスポーツもしましたが、やはりバドミントンが一番楽しいですね。
秋庭さん:加古川ジュニアバドミントンクラブでは、僕たちは数少ない同い年。最初はライバル心むき出しで、よくシングルスで戦っていたのを覚えています。
栗田さん:小学校入学前に、コーチから試しに秋庭くんとダブルスの動きの練習をするように言われたことがきっかけでダブルスペアが結成されました。ダブルスが始まってからは、すぐ仲良くなり、よく話すようになりましたね。
秋庭さん:試合中もよく話し合いながら試合に臨んでいますが、3連覇を達成した全国小学生バドミントン選手権大会では、初めて審判に話し合いが長いと注意されてしまいました。

3連覇までの道のり

秋庭さん:小学3年生の時に初めて全国大会に出場できたのですが、2回戦で第1シードの4年生と対戦することになり、残念ながら敗れてしまいました。
栗田さん:年上の第1シードが対戦相手とはいえ、負けたのがとても悔しくて。この悔しさをばねに日々の練習を必死に取り組みました。
秋庭さん:ほかにも、滋賀県にライバルとも言える同学年ペアがいるのですが、4年生のときに近畿大会で負けてしまったのも僕たちが成長するきっかけになったと思います。僕は体力がある方なので、相手を動かしながら攻め続けるプレーができるようになりました。
栗田さん:僕は相手のプレーを読んだり、相手との駆け引きでの強さを生かした戦略的なプレーが得意です。攻撃は秋庭くんに任せて前衛でさばくのが好きなので、ダブルスとしてはバランスが良かったんじゃないかと思います。

年上にも負けない

栗田さん:事前に2人で話し合った訳ではないのですが、中学校は2人とも同じ県外の強豪校に進学することになりました。1年生から活躍したいと思っていて、中学校でもペアになるか分かりませんが、シングルス・ダブルス問わず団体戦のレギュラーになれるようにレベルアップしたいと思います。
秋庭さん:全国大会上位入賞者が集まる強豪校でレギュラー入りするのは大変なことですが、バドミントン専用体育館がある恵まれた環境でたくさん練習し、レベルアップしたいです。
栗田さん:バドミントンは野球やサッカーなどに比べ、まだまだ注目度は低く、観客数も少ないのが現状です。これからも活躍できるように頑張りますので、ぜひ応援に来てください!

プロフィール

加古川ジュニアバドミントンクラブ|秋庭真尋さん・栗田遥翔さん
加古川市在住の小学6年生ペアで、加古川ジュニアバドミントンクラブに所属。令和6年12月に開催された全国小学生バドミントン選手権大会の男子ダブルスで3連覇を達成。市内の別々の小学校に通うも、中学校からは県外の強豪校で同級生として引き続き共にプレーできることに。【取材:令和7年1月16日】

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