「加古川中学校」濱口敬さん

更新日:2024年12月23日

加古川人

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。

entry047「着実に成長し続けたい」

加古川中学校2年|濱口敬さん

令和6年8月に石川県金沢市で開催された、第64回全国中学校水泳競技大会の男子200m背泳ぎで優勝した濱口敬さん。緊張した面持ちでインタビューに答えてくれた一方、通学している加古川中学校では、友人たちに声をかけられて人気者の濱口さんにお話を伺いました。

加古川中学校の校舎前で笑顔を見せる濱口さん

兄に続いて始めた水泳

幼稚園年少の時、スイミングスクールに通っていた兄に続くように水泳を習い始めました。級を上げていき、小学2年生でスクールの選手コースへ。進級したタイミングは他の子たちより少し遅い方だったんです。選手コースでは泳法を選択するのですが、兄がやっていたこともあり、背泳ぎを選びました。それからずっと背泳ぎ選手です。背泳ぎは息継ぎがないところが自分に合っていましたね。小学3年生の時に初めて全国大会へ出場する機会があり、とてもうれしかったのですが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止に。翌年、4年生の時に再度全国大会へ出場し、50m背泳ぎで優勝できました。ただ、この年もコロナの影響により各地で測ったタイムで競う大会で、計測から数日経ってから結果を聞いたこともあり、あまり優勝した実感はなかったですね。

応援が力になるレース本番

初めて優勝を実感できたのは小学6年生の時に東京で開催された第38回コナミオープン水泳競技大会です。50m、100m共に優勝し、日本学童記録を2つ更新できました。このときは観客の入った会場でたくさんの声援を受けながらのレースだったので緊張もしましたが、勝った瞬間はとても嬉しかったです。自分は緊張しがちなのですが、観客が多いとやる気が出て、本番の方が良いタイムが出ることが多いです。そして、今年、中学2年生で臨んだ全国中学校水泳競技大会では200mの背泳ぎで優勝。ずっと負けていた選手に勝つことができたのでうれしかったですね。まだ100mでは勝てていないので、必ずリベンジしたいです。

全国中学校水泳競技大会で優勝したときの濱口さん

これからも成長し続けたい

練習はほとんど毎日しています。休日は西宮市まで行って練習するのですが、そこではより強い選手が集まっているのでとても刺激になり、楽しいです。水泳の魅力は努力したことがタイムに繋がることです。練習するとそれだけ結果が出るのでやる気がでます。また、水泳を始めたことで、周りの人に支えられていることに気付けました。特に毎日練習へ送り迎えしてくれて、大会の応援にも来てくれる両親にはとても感謝しています。今は良い結果を出すことができていますが、高校に入って、環境が変わっても良い結果を出し続けることが目標ですね。目指すは2028年のロサンゼルスオリンピック出場です!

インタビューに答える濱口さん
プロフィール

加古川中学校2年|濱口敬さん(「濱」は異字体(まゆはま))
加古川市在住の中学2年生。コナミスポーツクラブ東加古川所属。小学6年生の時に、男子100m背泳ぎで59秒55のタイムを出し、日本学童記録を樹立。令和6年8月に開催された全国中学校水泳競技大会で中学2年生ながら優勝を果たす。友人とバスケットボールをすることも好き。【取材:令和6年11月22日】

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