「SCANDAL」TOMOMIさん

加古川という土地に根差し、自分らしく生きる人たちのリアルな声を通して、このまちと人の魅力に迫ります。
entry045「音楽を続けることの尊さを感じて」
SCANDAL(スキャンダル)|TOMOMIさん
世界各国でライブを開催したり、日本レコード大賞で新人賞を受賞したりとガールズロックバンドSCANDALのベーシストとして国内外で活躍するTOMOMIさん。
高校卒業まで加古川市で過ごしたTOMOMIさんに、加古川での思い出などを伺いました。

母校の加古川南高等学校の創立30周年を記念して作られた応援歌「HOME」。TOMOMIさんは作詞を担当。
流れに乗って始めた音楽
小学生の時、神戸のデパートで見たダンススクールのイベントに魅了されて、中学生からスクールに通い始めました。そこでダンスに打ち込んでいたのですが、ある時、ダンススクールでバンドを結成する企画のオーディションが開催され参加することに。何かやらなきゃ!と始めたのが父がやっていたギターでした。ギターも買って、父にアリスの曲のコードを教えてもらったことを覚えています。その結果、オーディションに合格してベース担当になり、バントでの活動が始まりました。流れに乗って18年経ち、今に至りますね。目の前のことに必死に取り組み、長く続けてきた結果、海外で私たちのライブを楽しみに待っていてくださるファンや、昔からのファンの方が子どもと一緒に声援を送ってくださる姿など嬉しい瞬間に多々会えるようになりました。音楽家を目指していたわけではなかったからこそ、失敗を怖がらずにやってこられたと思っています。長く続けることの尊さや大切さを音楽から学んでいます。
念願の加古川観光大使に
加古川で生まれ育ち、加古川が大好きなので、何らかのかたちで関わりたいとずっと思っていました。加古川観光大使のバイク川崎バイクさんやたけだバーベキューさんに会った時にも観光大使になりたいって伝えていましたね。2023年のKAKOGAWA MUSIC FESの出演依頼があった時は、地元だからぜひやりたいとメンバーにもお願いして、出ることができました。河川敷の会場はステージが大きく、あたたかい雰囲気もあって、メンバーにも加古川が良い場所であること、魅力的なまちであることが伝わったと思っています。夕日が川に映り、とてもきれいだったことを覚えています。フェス中のMCでも「加古川観光大使になりたい!」と言ってました。このたび、夢が叶ってとてもうれしいです。

思い出の加古川で
小さい頃からよく行っていたのは、はまプー(浜の宮プール)です。大きいスライダーがお気に入りでしたね。高校の時は学校の帰りにニッケパークタウンで遊んだり、鶴林寺にもよく行きました。高校卒業と共に上京したのですが、その後も加古川には年に1、2回帰ってきて友達と会ったり、ご飯を食べたりしています。加古川に住んでいるときはあまり感じませんでしたが、加古川はなんでもあって、自然も豊かなまちなので、とても住みやすいですね。数年前に市民会館(SHOWAグループ市民会館)でライブをしたり、河川敷で演奏したりといい思い出が詰まっているので、これからも加古川でライブやイベントを開催できたらいいなと思います。
プロフィール
SCANDAL|TOMOMIさん
加古川市出身。ガールズロックバンドSCANDALで2008年にメジャーデビュー。担当はベース・ボーカル。第51回輝く!日本レコード大賞で新人賞を受賞。「同一メンバーによる最長活動ロックバンド(女性)」としてギネス世界記録に認定されている。2024年10月7日に加古川観光大使に就任。【取材:2024年10月7日】
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更新日:2024年10月24日