少年自然の家通信[令和3年5月]
本ページでは主に、少年自然の家・野外活動センターで見られた光景や少年自然の家の取り組み等をブログ形式でご紹介いたします。
【令和3年5月25日更新】
- 「[令和3年5月25日]今年一番の目玉イベント!明日26日はスーパームーンの皆既月食!!」を追加しました。
【令和3年5月4日更新】
- 「[令和3年5月4日]本日の少年自然の家(『バーチャル』無料散策日(5月号)代替)」を追加しました。
[令和3年5月25日]今年一番の目玉イベント!明日26日はスーパームーンの皆既月食!!
タイトルにもあるように、今年一番の天体ショーである皆既月食がいよいよ明日に迫ってきました!
月食自体は数年に一度~多い時で年に2回ほどの頻度で起こっていますが、加古川では2018年1月31日の皆既月食で雲間から時おり月が顔をのぞかせた他は、残念ながらことごとく天気に恵まれていません。もし今回晴れてしっかり月食を観察することができれば、2014年10月8日の皆既日食以来、実に7年ぶりの出来事となります!
月食の始まりのタイミングではまだ月が昇っていないため、今回の月食では全過程を観察することはできませんが、地平線近くまで開けた場所で観察すると、3割ほど欠けた月が昇ってくる様子を地上の風景とともに楽しむことができるはず。その後、月食が進んで皆既の状態になると、赤くくすんだ不思議な色をまとった月を眺めることができます。
また、『スーパームーンの~』という飾りが付いていることからもわかるように今回の皆既月食は、今年2021年に見られる満月の中でも最も地球に近く、一番大きく見えるタイミングで月食が起こります。肉眼で見ただけでは普段より大きいことに気付くことは難しいですが、写真に撮って約半年後の満月の写真と並べて比べてみると違いがよくわかると思いますので、興味のある方はぜひ撮影にも挑戦してみてください。

部分月食(2014年10月8日撮影)

皆既月食(2014年10月8日撮影)
今回の皆既月食については当初、特別観望会を実施して少年自然の家天体観測室の大型望遠鏡を使い、月食中の月を直に観察していただく予定でした。緊急事態宣言の延長によって観望会は残念ながら中止となってしまいましたが、代わりに当日の夜、職員が撮影した月食中の月の写真を順次配信していく予定です。
本日25日現在、上記の特設ページでは月食のしくみやスーパームーンについての解説ページを公開中で、明日夜の月食が始まると写真の配信ページが追加で立ち上がります。今のところ明日は夕方から夜にかけて徐々に雲が増えていく予報となっているため天気が少し心配ですが、晴れれば配信ページの月食写真とともに、ぜひみなさん自身の目でも月食を眺めて楽しんでください!
[令和3年5月4日]本日の少年自然の家(『バーチャル』無料散策日(5月号)代替)
毎年5月5日のこどもの日は「無料散策日(ゴールデンウィーク拡大版)」と銘打って、ミニイベントが満載の特別な無料散策日を開催していました。しかし、今年度は先月下旬に緊急事態宣言が発出されたことを受けて残念ながら中止に…。
代わりに当日の野外活動センターの様子を撮影し、「『バーチャル』無料散策日」として写真を順次公開していく予定でしたが、天気予報では5日はかなり荒れた天気になる模様で、当日の撮影も断念することになってしまいました。
そこで本日4日、晴れている内に野外活動センターを周って撮影してきた写真がありますので少しご紹介したいと思います。

アドベンチャーコースのツツジの花。加古川市の花でもあるツツジを野外活動センターのいたるところで見ることができます。

小ぶりですが、アドベンチャーコースの脇に赤味の強いツツジを発見。ヤマツツジでしょうか。

白いツツジが並んで咲いているところも。

はだしの広場。翌日は荒れる予報ですが、ややかすんでいるものの気持ちのいい青空が広がっていました。

野外活動センターの一番奥、地知行池(じちがいけ)。暖かくなって、水面が少しずつ水草でおおわれ始めてきました。

水草の上で休むクロイトトンボ。今の時期、池の周りにはイトトンボの仲間がたくさん飛び交っています。

池の水面を漂う2羽のカイツブリ。春になって地知行池ではカモたちの姿をほぼ見かけなくなりました。
更新日:2023年04月28日