少年自然の家通信[令和3年10月]

更新日:2023年04月28日

本ページでは主に、少年自然の家・野外活動センターで見られた光景や少年自然の家の取り組み等をブログ形式でご紹介いたします。

【令和3年10月31日更新】

  • 「[令和3年10月30日]月まであと○○キロ!?」を追加しました。

 

[令和3年10月30日]月まであと○○キロ!?

10月に入って緊急事態宣言が明け、最近は飲食店の時短要請も解除されるようになり、街中の活気が段々と戻ってくるようになりました。ただ、それでもまだまだ予断を許さない感染状況のため、各地で行われる大規模なイベントは、その多くが中止されることとなっています。

加古川市においても、直近では12月に開催が予定されていた「第32回加古川マラソン大会」が中止となっています。例年多くの方が参加して盛り上がる大規模なイベントですので、非常に残念でなりません。

ただ、その加古川マラソンに関連して、何やら面白い情報が舞い込んできました。
実施できなくなった加古川マラソンの代わりとなるイベントとして、

「Run to the MOON ~月まで協走~」

と題したオンラインイベントが開催されるそうです!

Run to the MOON タイトル画像

(「第32回加古川マラソン大会」公式サイトより引用)

イベントの開催期間の45日間、エントリーした参加者は自分の好きな時間に、好きな場所で、自分の力にあわせて走ります。そうして参加者が期間中に走った距離をオンラインで集計し、月までの平均距離である384,000km分の距離の走破を目指す、というイベントとなっているようです。

この「384,400km」という数字、一体どれほどのスケールなのでしょう…?
月まで実際に走っていくことは当然ながら不可能ですが、もし月まで続く道があったなら、月までどのぐらいの時間をかけると到着することができるのか?

マラソンの金メダリストともなれば42.195kmを2時間少々で走り切るため、その時速は20km毎時にもなります。が、今回のイベントはどちらかというと一般市民のジョギングを想定したものと思われますので、約6km毎時ほどで走り続けるものとして考えてみましょう。
すると、月までの約384,400kmを走り切るためにかかる時間は、単純計算で何と約6.4万時間!
不眠不休で走り続けても、月まで走って行くには7年4ヶ月もの時間がかかることになります。

我々からすれば最も身近な天体である月ですらこれだけ遠くにあると思えば、改めて宇宙がとてつもなく広いことを実感させられますね。

月まで歩くと11年!

(図は受入観望会用の解説図より。徒歩(約4km毎時)だと約11年かかります。)

このように、月まで通しで走り切ると仮定して考えたら、この「384,400km」という距離は文字通り天文学的な途方もないスケールの話に感じられます。
しかし、今回のイベントは通常のマラソンとは違い、1人での挑戦ではありません!
(「競走」ではなく、みんなで“協力して走る”ので「協走」なのですね。)

例年、何千人もの参加者が集まる加古川マラソン。さらに、気軽に参加できるオンラインイベントということで、他にも多くの一般の参加者が加わることも考えられます。みんなの力を合わせるでどこまで距離を延ばすことができるか、大変興味深いところです。

すでにエントリーも開始されているそうなので、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
(イベント開始後も12月12日(日曜日)まではエントリーを受け付けているようですので、後から参加することも可能です。)

詳しくはイベントホームページをご覧ください。((注意)外部サイトへ移動します。)

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