少年自然の家通信[令和3年9月]

更新日:2021年09月30日

本ページでは主に、少年自然の家・野外活動センターで見られた光景や少年自然の家の取り組み等をブログ形式でご紹介いたします。

【令和3年9月30日更新】

  • 「[令和3年9月18日]国際宇宙ステーション(ISS)の拡大撮影に再び成功!」を追加しました。

 

[令和3年9月18日]国際宇宙ステーション(ISS)の拡大撮影に再び成功!

地上からはるか400km上空の宇宙空間、1時間半で1周という猛スピードで地球を周る国際宇宙ステーション(以下、ISS)では、宇宙という特別な環境でしかできない実験や研究の数々を各国の宇宙飛行士が日々行なっています。

そのISSでは現在、日本の宇宙飛行士である星出彰彦飛行士が4月24日から約半年間の長期滞在を行なっていますが、同時にISSのコマンダー(船長)という重要な立場を務めています。私たちと同じ日本人が、宇宙にいる世界各国の宇宙飛行士の代表として大活躍していると考えると、本当に凄いことですね。ちなみに、日本人でISSのコマンダーを務めるのは、若田光一宇宙飛行士に続いて2人目となります。

さて、先日の9月18日(土曜日)は少年自然の家で主催事業の月見会が実施されましたが、実はその直前にもISSが観察できる予報が出ていました。特に今回は、加古川市のほぼ真上の上空を通過するという最高の条件だったため、月見会の準備の合間にISSを望遠鏡で撮影できないか、挑戦してみることにしました。

実は望遠鏡を使ったISSの拡大撮影については、昨年にも一度挑戦して成功しています。その時の様子は「少年自然の家通信[令和2年12月]」に詳しくまとめていますので、よければ以下のリンクからぜひそちらもご覧ください。

この時は静止画の撮影のみでしたが、今回はより踏み込んで、動画で撮影することにしました。さらに、せっかくなのでより大きく写るよう、天体観測室で一番大きい40cm大型望遠鏡での撮影にチャレンジしてみることに!

2020年に撮影したISSの拡大撮影(解説付き)

左の写真は昨年撮影したISS。

ISSの太陽パネルの形だけでなく、ISSを構成するモジュールやドッキングしている宇宙船まで判別することができます。

今回使用した40cm大型望遠鏡は、昨年の20cm望遠鏡と比べて単純計算で2.6倍以上の倍率で撮影することができます。その代わり、狙える範囲がよりグッと狭くなってしまうため、昨年の挑戦以上にイチかバチかの勝負です。

星図を何度も見ながら望遠鏡を向ける方向を慎重に調整し、狙いを定めて録画ボタンをスタート!それと同時に、20cm望遠鏡も同じ方向に狙いを向けて、肉眼でも通過をとらえられるか確認をすることにしました。携帯電話から時報を鳴らしつつ、望遠鏡をのぞいてその瞬間を待ちます。

狙った場所をISSが通過する予定時刻は18時33分ほぼジャスト。時報が33分を告げたその瞬間、20cm望遠鏡を覗いていた視界の中にISSの姿は………

 

 

…残念ながら確認することができませんでした。( T_T)
ISSの軌道が直前で変更されて予想されていた通り道を大きく外れてしまったか、はたまた覗いている最中にまばたきをしたわずかな一瞬の間に通り過ぎていっただけなのか…。


少しガッカリしつつも、わずかな望みにかけておそるおそるカメラの再生ボタンを押すと………

 

 

 

ISSが写ったカット

いた!!!

画面中央からは少し外れてしまいましたが、画面の中を超高速で駆け抜けていくISSがバッチリとらえられていました!
コマ送りにして数えてみると、写っていたのはわずかに10コマほど。時間にして、わずか0.2秒にも満たない非常に短い時間です。それでも、昨年と同じぐらい鮮明なISSを、今度は動画でとらえることに見事成功いたしました!

ISSの切り出し画像

上の静止画から切り出した画像。

今回は動画での撮影だったため静止画よりも解像度は大きく落ちますが、前回より大型の望遠鏡を使ったおかげで今回もISSの形をかなり鮮明にとらえることができています。

ISSの連続写真

ISSが写ったコマを合成して連続写真にしました。画面右下から見え始め、画面上に消えていくまでが0.2秒足らずです。

動画そのものについても編集を終え、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。おどろくほど一瞬でISSが通り過ぎていきます(笑)

(注意)外部サイトへ移動します。

ちなみに、来週の10月6日(水曜日)にはこの動画を撮影した9月18日(土曜日)と同じく、加古川市のほぼ真上の上空を通過するISSが観察できる予報が出ています。しかも、9月18日(土曜日)の通過の時はまだ夕空に少し明るさが残る中でしたが、10月6日(水曜日)の通過は日没からかなり時間がたってほとんど暗くなった夜空をISSが駆け抜けていくため、より一層明るく感じられるはずです。
ISSを観察できる日時や方角については以下のページにて詳しく紹介していますので、リンクをご確認ください。

ISSを観察して、コマンダーとして宇宙で大活躍する星出飛行士を地上から応援しましょう!

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