少年自然の家通信[令和2年12月]

更新日:2020年12月25日

本ページでは主に、少年自然の家・野外活動センターで見られた光景や少年自然の家の取り組み等をブログ形式でご紹介いたします。

【令和2年12月25日更新】

  • 「[令和2年12月21日]木星と土星、ついに“超”大接近!」を追加しました。

【令和2年12月18日更新】

  • 「[令和2年12月18日]木星と土星、世紀の大接近はもうすぐ!」を追加しました。

【令和2年12月10日更新】

  • 「[令和2年12月9日]野口さんが滞在中の宇宙ステーションの『姿』をとらえた!」を追加しました。

[令和2年12月21日]木星と土星、ついに“超”大接近!

前回お伝えした、木星と土星の世紀の大接近。21日(月曜日)の夕方、ついにその時がやってきました!

当日、だんだんと暗くなってきた南西の空に見え始めた木星と土星。最初は木星のすぐ脇にいるはずの土星になかなか気付けませんでしたが、暗くなるにつれて何とか木星と土星を分離して見ることができました。
(ただし、度の高い眼鏡を使ってやっとわかるぐらいでしたので、まるで視力検査をやっている気分です(笑))

望遠鏡を使えば、一番大きい40cm反射望遠鏡でも同じ視野で木星と土星を“同時に”観察することができ、普段は絶対に見られない光景にただただ驚くばかりです。

木星と土星の大接近(201221)20cm

上の画像は20cm屈折望遠鏡を使って撮影した画像ですが、40cm反射望遠鏡で観察した時のイメージはまさしくこのような感じでした。上の環のある星が土星で、下の明るい星が木星です。
なお、写真は天体の明るさの表現が難しいので残念ながら木星が白くつぶれて写ってしまっていますが、望遠鏡を使って肉眼で見た木星は縞模様がバッチリ見えていました。同じく、写真では木星の両隣にうっすらと写っているガリレオ衛星(木星の周りを周る月のような4つの天体)も、肉眼ではしっかり確認できています。

現在は“超”大接近から数日が経ち、今は木星と土星はだんだんと離れつつあります。これから先、木星と土星を観察できる時間はさらに短くなってきますが、南西の方向が開けている場所であれば年明けしばらくの頃までは観察することができるはずです。離れつつあるとはいえ、まだまだ普段とは比べ物にならないぐらい近づいている状態に変わりありませんので、2つの惑星の動きに引き続き注目してみて下さい。

最後に、前回ご紹介した木星と土星の接近の様子をアニメーションにしたものに、“超”大接近当日や、接近後の様子を含めたものが完成しましたのでご紹介いたします。
前回同様、大接近当日までの間は、右の明るい星が木星、その左で動いていく星が土星です。21日(月曜日)に大接近した後は木星が土星を追い越して左側へ見えるようになっています。

木星と土星の接近(200731-201225)

[令和2年12月18日]木星と土星、世紀の大接近はもうすぐ!

この頃インターネットのニュースサイトでも度々、木星と土星の大接近について取り上げられるようになってきました。太陽系の惑星の中でもツートップの大きさをほこる木星と土星が、夜空でくっつきそうなぐらい近づいて見える現象です。最も近づいて見える21日(月曜日)には、視力のいい人でも2つの惑星を肉眼で別々に見分けるのは難しいのではないでしょうか。

今回の木星と土星の大接近が話題になっている理由は、今回ほど近づいて見えるチャンスが何十年というスケールでめったに訪れないため。

次に今回と同じぐらい近づいて見えるのは60年後の西暦2080年のこと。
逆に過去へ目を向けてみると、以前今回と同じぐらい近づいて見えたのは何と西暦1563年!実に約450年ぶりの光景となります。しかも当時は望遠鏡が発明されていませんでしたから、これだけ近づく木星と土星を望遠鏡で同時に観察できるのは、“人類にとって初めての経験”と言っていいでしょう。

今回の大接近に向けて少年自然の家では、夏ごろから定期的に木星と土星の並びを写真に撮り続けていました。夏の時点でもかなり近くに見えていた2つの惑星ですが、日が経つにつれてどんどん間隔を詰めていく様子をとらえることができています。その様子をアニメーションにしてみたのが次の画像です。

木星と土星の接近(200731-201218)

右の明るい星が木星、その左で動いていく星が土星です。現在は太陽が沈んだ後の短い時間だけですが、南西の低い空でこの2つの星が並んで輝いています。

最も近付いて見えるのは先述の通り21日(月曜日)ですが、前後の数日間もぜひ観察にのぞんでいただきたいところです。間をだんだんと詰めて接近し、その後はやがて離れていく2つの惑星の動きにぜひ注目してみてください!

[令和2年12月9日]野口さんが滞在中の宇宙ステーションの『姿』をとらえた!

先月の国際宇宙ステーション(以下、ISS)の話題に続き、今月に入ってすぐの5日(土曜日)から6日(日曜日)にかけての夜には「はやぶさ2」が持ち帰ったカプセルが地球へと帰還し、そして今度は今月下旬に起こる木星と土星の世紀の大接近が控えていたり、ここ最近は宇宙の話題が盛り沢山です。

加古川市立少年自然の家でも先日、カプセルの帰還にあわせて地球へ接近した「はやぶさ2」の撮影に挑戦し、「はやぶさ2」の光を捉えることに成功しました。専用のページで写真や動画を公開していますのでぜひご覧ください。

さて、「はやぶさ2」撮影成功の余韻もそこそこに、現在は21日(月曜日)前後に控えている「木星と土星の世紀の大接近」に向けて色々と準備を進めているところです。

昨日9日(水曜日)の夕方もその資料に使う予定の写真を撮るため、観測室の屋根を開けて木星と土星の撮影を行なってたのですが、その際に「ついで」のつもりで撮影した“あるもの”がとんでもない出来栄えになって写っていました!

その写真がこちら!

 

ISSの強拡大撮影

(撮影した画像から一部を切出)

何と、ISSの形がわかるぐらい鮮明な写真が撮影できていました!

この日はISSが加古川上空を通過する日でもあり、11月下旬にあったISSの観察機会と比べてもこれ以上ないぐらい最高の条件が整っていました。
通過直前になって頭をよぎった「これだけの条件がそろっていたら、ここの大型望遠鏡でISSの形がわかるぐらい大きく撮れるのでは…?」という思い付きのまま、慌ててカメラを20cm望遠鏡に付け替えてISSの拡大撮影を敢行したのですが、その場の思い付きで撮ったとは思えないぐらいの出来栄えに、撮影者自身が一番驚いています(笑)

ISSの強拡大撮影(解説)

ISSの太陽パネルの形がよくわかるのはもちろんですが、画像を拡大してみると、日本が設置した宇宙実験棟の「きぼう」や、野口飛行士が今回乗ってきた「ドラゴン宇宙船」がドッキングしている様子まで判別することができます。

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