「あずま野学園OB会」活動の様子

加古川にゆかりのあるお城をはじめ、県内のお城を題材とした講座「お城の話」を受講しました。城の役割や歴史、石垣や天守の魅力などをやさしく説明いただき、加古川城や周辺の城跡についてもふれることで、地域の歴史に親しむ時間となりました。また、身近なお城を再発見し、楽しく学び合うひとときとなりました。

「令和7年度敬老のつどい」が開催されました。OB会の方々が、お互いにお互いの健康長寿を祝う会として挙行されています。

今年度も196名の会員の皆さんが健康を喜び合いました。まず最初に「みんなの時間」（オープニングアクト）として、ハーモニカクラブ「ハッピーハーモニー」の皆さんが開会の演奏をされたあと、式典が始まりました。野間運営委員長のご挨拶や学園長の祝辞のなかで、日本や加古川市のご長寿者の状況が報告されると、会員の皆さんは驚きの声をあげられていました。

式典後は、班別の集合写真撮影やお祝い品の贈呈があり、その後、記念アトラクションとして、ゴスペル風合唱団インチウォームコンサートを楽しみました。「月の砂漠」、「川の流れのように」や「サザエさん」など懐かしい曲を一緒に口ずさんだり踊ったりで盛り上がりました。

糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病を正しく理解し、日々の生活の中で予防・改善するための知識を学びました。いきいき百歳体操を通じたフレイル予防や食生活の見直しに関する情報をもとに、バランスの取れた食事や適度な運動の大切さを解説していただきました。生活習慣病が進行することで起こり得る「フレイル（虚弱）」のリスクや、その予防法について学習することができて、自身の健康と向き合うきっかけとなりました。

消費者トラブルの現状、高齢者の不安、最近の相談事例などについて、わかりやすく説明していただきました。「消費者ホットライン188」のことも教えていただき、わからないこと、不審に思ったことは、すぐに相談するようにご助言をいただきました。

令和7年4月17日（木曜日）に「あずま野学園OB会」の開講式が挙行されました。継続160名、再入会6名、新入会31名の総勢197名の会員により、新年度のOB会の大所帯での新たな学びの旅路がスタートしました。

運営委員長の開講挨拶のなかで、会員の平均年齢80.5歳、男性会員57名、女性会員140名というデータが報告されると、驚きと笑いの混じった声が会場に溢れました。学園長からは、「苦手を作らず、いろいろなことに挑戦して豊かな学びの時間を過ごし心を喜ばせ、長生きしましょう」という励ましの祝辞がありました。

開講式の後、総会が開かれ、消費者生活についての講座、生活習慣病に関する講座、敬老のつどい、作品展、体育祭や芸能文化発表会、ニューイヤーコンサートなど、今年度のカリキュラムの各企画が承認されました。