高齢者大学「あずま野学園」活動の様子
6/12講座「免疫力をアップして元気なシニアに!」 講師:村上 貴美子 氏

講師の村上貴美子氏

講座の様子

炊飯器を使った実習

炊き立てのご飯

炊きあがったご飯を試食する学園生
2回目の座学は管理栄養士の村上貴美子先生をお招きして講話いただきました。
先生のお住いの地域のお話から始まり、免疫力を高めるための旬の食材、食材に含まれる主な栄養素などについて細かく説明していただきました。
実際に炊飯器を使って調理法や食材の特性などを実況しながら、トマト缶、サバ缶、納豆などをどんどん投入。さらには、ピーマン、生卵を殻ごと投入してスイッチオン。食材を丸ごと、ご飯と一緒に炊くことで素材から出る栄養素を全部いただくことができるとのこと。
先生の話し方はとてもパワフルかつユーモアにあふれていて、聞いている学生の皆さんは一気に関心を引きつけられ、目を輝かせてメモを取ったり、うんうんと大きくうなずいたり、笑い声をあげたりして、あっという間に終了の時間となりました。
講座終了後は、炊き立てのご飯を希望者で試食しました。毎日の食事を見直す大きなきっかけとなった講義でした。
5/8講座「コウノトリの野生復帰と自然環境」 講師:椿野 亮二 氏

講師の椿野亮二氏

説明を受ける学園生

講座の様子

展示物を熱心に見る学園生

触れることのできるコウノトリのはく製

コウノトリの羽を熱心に観察する学園生
令和7年度の最初の講座では、兵庫県立コウノトリの郷公園から椿野亮二先生をお招きし講話いただきました。
兵庫県の県鳥でもあるコウノトリは絶滅危惧種で、日本では国の天然記念物に指定されています。日本の野生のコウノトリは1971年に一度絶滅しました。要因として、田んぼを踏み荒らす害鳥として駆除されたり、コウノトリが巣を作るためのアカマツの木が、戦争で燃料として使用するために大量に伐採されたり、コウノトリの餌になる田んぼの魚などが農薬で汚染され、生んだ卵が孵化しなくなったことなどが挙げられています。
2005年からはコウノトリの郷公園が実施してきた野生復帰事業により、最後の生息地であった兵庫県北部の但馬地域を中心に野生のコウノトリが復活しつつあります。
元県立高等学校の校長先生でもある椿野先生のお話は大変面白く、コウノトリの生態やコウノトリの郷公園の野生復帰への取り組みなどについて楽しく学ぶことができました。
今後、コウノトリに限らず野生動物と人が共存していくために少しでも私たちができることを考えさせられる講座となりました。
4/24 令和7年度あずま野学園入学・開講式の様子

学園長式辞

在校生代表挨拶

新入生代表挨拶

学園歌斉唱
新入学生39名、2年生37名、3年生31名、4年生27名の計134名をお迎えし、令和7年度「あずま野学園」が始まりました。
入学式では少し緊張した面持ちの新1年生を在校生が拍手で迎えました。
今年度も意欲にあふれた学生のみなさんと一緒に、活気と魅力あふれる「あずま野学園」を創りあげていきたいと思います。
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更新日:2025年06月14日