高齢者大学「あずま野学園」活動の様子

更新日:2025年03月19日

3/13「令和6年度 あずま野学園 卒業式・修了式」

卒業式の様子

卒業式の様子

卒業証書受け取り

卒業証書授与(卒業生代表)

学園長式辞

学園長式辞

在校生代表挨拶

在校生代表挨拶(送辞)

卒業生代表挨拶

卒業生代表挨拶(答辞)

卒業記念公演の様子

「ら・マロン」のお二人によるギターとマンドリンの演奏

パーフェクト皆勤賞受賞の3名

パーフェクト皆勤賞授与 3名

運営委員会退任式の様子

運営委員退任式

卒業性受付のひとコマ

在校生に徽章リボンをつけてもらう卒業生(受付にて)

令和7年3月13日(木曜日)に「あずま野学園」の卒業式・修了式が卒業生41名(4年間皆勤賞3名)、在学生107名を迎えて挙行されました。このたび、ご卒業される皆さんは、あずま野学園創立50周年を迎えた記念の年に送り出す思い出に残る卒業生です。

式典の後はアトラクションとして「ら・マロン」のお二人をお招きし、ギター&マンドリンで皆さんおなじみの曲を演奏いただき、大いに盛り上がりました。

その後、班長を通じて卒業証書の授与、パーフェクト皆勤賞(4年間皆勤)の表彰、50周年記念あずま野誌の配付、運営委員退任式及び感謝状の贈呈を行いました。

最後に、在校生の温かい拍手の間を通って卒業生が退場し、無事に令和6年度の卒業・修了式を終えることができました。

学生の皆さん、ご卒業あるいは学年修了、誠におめでとうございました。

2/27講座「川柳」 講師:岡田 篤 氏

講師の岡田先生

講師の岡田篤先生

川柳講座の様子

川柳講座の様子

令和6年度最後、8回目の座学では加古川川柳協会理事長、神戸川柳協会理事長を務めていらっしゃる岡田篤先生に「川柳」についてご講話いただきました。

川柳は1700年代に誕生し言葉のあそびとして人々に親しまれ盛んになったそうです。特に選者の柄井川柳が江戸で一番の人気で、その名が残って一句で意味が分かる一句立ちの句が「川柳」と呼ばれるようになったとのことです。

講座では、サラリーマン川柳や中学生の句などの紹介がありました。そして、五七五のリズムを守る、直接的な感情表現を避けるなど、川柳の基礎を学びました。また、「川柳と俳句の違い」や「才能なしの句を名句にする方法」などの高等テクニックも教えていただきました。

講座の後半では学生さんや職員の作品の中から、優秀作品3句を含む入選21句が順番に披露されました。事前に宿題としてお題をいただき、皆さんが熱心に句を考えてこられた結果、応募総数が323句も集まりました。岡田先生は1週間かけて選出されたそうです。入選者は岡田先生より表彰状を授与され、優秀句の3名の方には賞品も贈呈され大いに盛り上がりました。

受講した学生の中には、岡田先生の大ファンになってあずま野学園の「川柳クラブ」への入部も考える方もおり、皆さん大変楽しい時間を過ごせたようです。

今後も機会あるごとに頭をひねり「川柳」に慣れ親しんでいただきたいと思います。

1/23講座 学生企画「おもしろ講談・播磨国風土記」 講師:旭堂南海 氏

講談師の旭堂南海氏

講談師の旭堂南海氏

講談の様子

講談を聴講する様子

学生の皆さんが自ら作り上げるカリキュラム「学生企画」。今年は、あずま野学園創立50周年記念講演として、加古川市出身で、加古川観光大使にも任命されている講談師の旭堂南海氏をお招きしました。地元、志方町について合併前の印南郡の名前の由来や、加古川市域を中心とした播磨各地域のお話を大変面白おかしくご講談いただきました。卓越した知識量と話術によって大いに盛り上がり、終始、笑いの絶えない会場の雰囲気に接して、失礼ながら、流石「語りのプロ」だと敬服いたしました。

今回の学生企画をご担当いただいた“企画・レクリエーション委員会”の皆さんには、早い時期から南海氏ときめ細かく打ち合わせを重ね、ご準備いただきました。お陰様で大好評のうちに学生企画・記念講演を終えることができました。本当にありがとうございました。

1/9講座「偉人に学ぶ生き方の流儀!~人物に惚れる、人物の背中に学ぶ~」          講師:林 敦司 氏

講座の様子

講座を聴講する受講生の様子

講師の林敦司氏

講師の林敦司先生

講師の先生の紹介の様子

講師紹介の様子

7回目の座学では兵庫大学教育学部の林 敦司教授に「偉人に学ぶ生き方の流儀!」をテーマにご講話いただきました。

元々軍人志望で「医者と坊主にだけはなりたくない」と考えていた北里柴三郎が、父親の勧めで医学校に入学し、オランダ人軍医マンスフェルトに師事、またドイツ留学中には病原微生物学の第一人者ローベルト・コッホに師事するなど、恩師との出会いによって、立派な功績を残し偉人と呼ばれるまでになった生涯についてお話しいただきました。また、顕微鏡をのぞいた時にバクテリアを見て感激し、細菌学、予防医学を生涯の仕事にすることを決めたことや、免疫血清療法を確立し、ペスト菌を発見した北里は、第1回ノーベル生理学・医学賞の最終候補にまで選ばれたことなどの逸話も教えていただきました。

さらに、ヘレン・ケラーが日本人の全盲の学者、塙保己一を目標としていたお話や、吉田松陰が密航の罪で牢獄に収監された際、囚人や牢番にまで「孟子」を教えていたお話など、とても興味深い数々のエピソードに、学生の皆さんは熱心に聞き入っていました。

少なからず、人は人物に惚れ、人物の背中に学ぶという言葉で講義は締めくくられましたが、学生の皆さんそれぞれに、胸に抱く人物像を思い浮かべられたのではないでしょうか。

12/12 「芸能・文化発表会」

1班の演技

 

1班 人生を楽しもう!

2班の演技

2班 2班だよ全員集合

3班の演技

 

3班 ニコニコ仲良し3班

4班の演技

 

4班 4班全員で楽しくダンス

5班の演技

5班 シルバー川柳寸劇

6班の演技

6班 寸劇・詩吟「巡礼お鶴」

7班の演技

 

7班 楽しく愉快に踊って歌おう!!

8班の演技

8班 ダンスで楽しく踊ります

9班の演技

 

9班 今を楽しく百寿まで!!

 

あずま野学園年間カリキュラム中の一大イベントである「芸能・文化発表会」を開催しました。

各班とも、発表会に向けた計画の段階から趣向を凝らした演目を企画し、練習を積み重ねて本番を迎えました。お揃いの衣装で一丸となって演じる班、役者ばりに熱のこもった演劇を披露する班など、どの班も練習の成果を存分に発揮して生き生きと輝いていました。演技中には場内から手拍子が起きたり、歌舞伎の大向うを思わせる声援が送られたりと、とても賑やかで華やかな楽しい発表会となりました。

この学年での活動も残り3か月余りとなりますが、各班とも強い絆や信頼関係が深く刻まれたように感じました。4年生は卒業となりますが、残りの学園生活を大いに楽しんでいただきたいと思います。

11/14講座「“幸福度”の都道府県格差は?」 講師:鈴木 孝弘 氏

講師の鈴木孝弘氏

講師の鈴木孝弘氏

講座の様子

講座の様子

6回目の座学では、東洋大学講師派遣事業共催で、同大学の鈴木先生に「“幸福度”の都道府県格差は?」というタイトルでご講演いただきました。都道府県別の幸福度第1位は福井県、第2位富山県、第3位石川県とのこと。では兵庫県のランキングは、、、皆さんが気になる順位は、残念ながら第45位という結果でした。ただ、色々な角度の調査結果により、統計の指標や基準の取り方でランキングも変わるということをお話しいただきました。個々の住民が幸福を感じている割合を評価すると、兵庫県が第2位という統計もあるとのことでした。

2018年に国連が発表した世界の幸福度ランキングでは、北欧諸国が上位を独占するなか、日本は第54位という残念な結果でした。しかしながら、国連ランキング第36位のコロンビアが、貧富の格差を測る指標ジニ係数というもので評価すると、世界幸福度ランキング第1位となるという意外な統計結果も教えていただきました。

幸福度と経済の関係や、結婚と生活満足度の関係、健康や寿命との関係など、様々な切り口での講話に、学生の皆さんは「へぇ~!」と感心しきりでした。

後半は健康寿命について、長生きする人の条件や血液型と病気の関係などを、楽しくお話しいただきました。結局、個人にとっては、住むところのランキングに関わりなく、いつまでも健康で楽しく過ごして長寿を極めることが幸福なのだと感じた講義でもありました。

10/12~10/13「令和6年度 あずま野学園作品展」

作品展の一部

展示作品の一部

作品展の一部

展示作品の一部

数々の力作

展示作品の一部

10月12日(土曜日)から10月13日(日曜日)にかけて令和6年度「あずま野学園作品展」を開催しました。

高齢者大学「あずま野学園」の各クラブ(絵画・川柳・絵手紙・写経・パソコ)や学生、学生OBによる書、絵画、手工芸品など、多数の秀作を出展いただきました。

多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。

10/10 講座「シニアのお片づけ」安全なくらしのために! 講師:中右 立代 氏

講師の中右 立代氏

講師の中右 立代氏

クイズ形式で講座に参加する学生の皆さん

クイズ形式で講座に参加する学生の皆さん

片づけたいけど中々片づけられない。

お片づけの話はもちろん、トイレマットや玄関マット、絨毯などは少しの段差でけつまずいて怪我をする原因になる。いかに物を手放していくか・・・。その方法をクイズ形式で楽しく学ぶことができました。

ただ手放すだけではなく、モノを買った時に入っているビニール袋は再利用したり、高価だったアクセサリーやお洋服は譲ったり寄付するなど全てリサイクルに回す。中右先生の軽快なトークであっという間の90分間の講座でした。

「今日から片づけ頑張ります!」と、口にされる学生さんが多数おられたのも印象的な講座でした。

9/12(1&3年生)9/26(2&4年生)「スポーツ交流会」

1&3年生 まずはラジオ体操から

1&3年生 まずはラジオ体操から

1&3年生 ディスゲッター

1&3年生 ディスゲッター

1&3年生 おじゃビンゴ

1&3年生 おじゃビンゴ

2&4年生 ディスゲッター

2&4年生 ディスゲッター

2&4年生 おじゃビンゴ

2&4年生 おじゃビンゴ

2&4年生 優勝チーム万歳!!

2&4年生 優勝チーム万歳!!

企画・レクリエーション委員会が中心となり二日間に分けて「スポーツ交流会」を行いました。種目は「ディスゲッター」と「おじゃビンゴ」です。学年を超えた交流であちらこちらから歓声が上がっていました。皆で得点を数えたり、的を拾い集めたり協力しながら最後まで滞りなく、楽しく競技を進めることができました。

8/22 「学生発表会」

発表の様子を聴講する学生の皆様

1年1班の発表「入学後3か月を振り返って」

複数人での発表は「私たちの今後に向けて」

4年7班の発表「私たちの今後に向けて」

8班の発表は「5歳ごろの思い出」

4年8班の発表「5歳ごろの思い出」

あずま野学園独自の特別なカリキュラムのひとつ、「学生発表会」を開催しました。一昨年までは「体験・意見発表会」という名称でしたが、昨年度から「学生発表会」として趣を変え、テーマや発表者数、発表方法にこだわらず、各班がそれぞれ思い思いの方法で発表を行っています。

ご自身の体験談や、グループでの取り組み、日ごろ感じていることなどを1班から9班まで、一人ないし複数人の発表者のみなさんに語っていただきました。

仕事や趣味での体験談、ご自身の健康維持やご家族の介護のお話、今後の学園生活への意気込みなどなど・・・。真剣な眼差しで一生懸命に発表されている姿に、聴講している学生のみなさんも、時には大きくうなずき、時には笑顔を交えながら聞き入っていました。

他の人の経験やご苦労、人生の楽しみ方や様々な思い、考え方など、多くの貴重なお話に触れ、自分の生活や人生などを改めて思い返す良い機会になったのではないでしょうか。

7/25 講座「東海道五十三次一人旅」 講師:新井 壽 氏

新井壽氏

講師の新井壽氏

新井壽氏

道中の写真と愉快な逸話を楽しみました

講座の内容は、仕事をリタイアした65歳のときに、一人、徒歩で東海道53次を旅された際の旅行記、経験談でした。日本橋を出発し、53の宿場を24泊25日で踏破し、無事、京都にゴールされるまでの、多くのエピソード、体験をご講話いただきました。

一人旅の本題に入る前の前振りのお話からとてもおもしろ、おかしくお話しされ、学生さんたちの心を一気に掴んでいました。本題に入ってからも、旅の道中で迷子になったエピソードや、要所要所での川柳「ここで一句」に笑いが起こるなど、大変楽しく受講できました。

6/27 講座「落語会」 講師:桂 九雀 氏

桂 九雀氏

落語家の桂九雀氏

桂 九雀氏

身振り手振りのお話に引き込まれていきます

3回目の座学には落語家の桂九雀さんをお招きし、落語を楽しみました。

「茶の湯」と「井戸の茶碗」の演目2席をご披露いただきました。

流石!プロの落語家さん!! 皆、話にどんどん引き込まれ爆笑の渦でした。

お弟子さんの桂九寿玉(かつら・くすだま)さんの生の三味線で登場され、お話の途中も三味線の音が心地よくホール内に響き、生のお囃子にこだわった落語作りが信条の九雀さんの素晴らしい落語に触れることができました。

6/13 講座「百人一首・在原業平、陽成院、紫式部」 講師:高堀 枝裕二 氏

講師の高堀 枝裕二氏

講師の高堀枝裕二氏

講座の様子

百人一首(和歌)の紹介を交えた講座の様子

2回目の座学には歴史家の高堀枝裕二先生をお招きし、お話をいただきました。

百人一首や関係する系図を用いて、和歌を読み解き、在原業平、陽成院、紫式部の人物像が明らかされていきました。

現在、NHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されていることもあって、紫式部に関する講義は特に大変興味深く、楽しく聴講することができました。

5/9 講座「笑って暮らそう」 講師:谷 五郎 氏

講師の谷 五郎氏

講師の谷五郎氏

終始笑いの絶えないお話しに聞き入っています

終始笑いの絶えないお話に聞き入っています

令和6年度最初の講座。新入学生にとって初めての講座は、ラジオパーソナリティーやバンド活動でご活躍されている谷五郎氏をお招きしました。

「笑って暮らそう」をテーマに、様々な角度から、笑って暮らすことの大切さをお話ししていただきました。

認知症についてのお話も、一人一人の違いや、進行に自分で気付けることなど、暗くならず、明るく、面白おかしく教えてくださいました。

また、幸せの五つの要素、「1.感謝」「2.繋がる」「3.運動」「4.学ぶ」「5.与える」について、一つ一つ丁寧に解説してくださいました。

イメルダさん(奥様)に関するお話は、皆、爆笑の連続でした。(注:靴好きの奥様をフィリピン元大統領夫人の女性になぞらえて、結婚当初から「イメルダさん」と呼ばれているそうです。)

笑いが脳や身体の健康にもたらす影響を考えながら、笑って暮らしていきたいと感じられる講話でした。

4/25 令和6年度あずま野学園入学・開講式の様子

入学・開講式の様子(学園長式辞)

学園長式辞

新入生代表挨拶

新入生代表挨拶

新入学生40名、2年生36名、3年生35名、4年生42名の計153名をお迎えし、令和6年度「あずま野学園」が始まりました。

あずま野学園は1974(昭和49)年4月1日に創立され、満50年を迎えました。開学以来、半世紀もの長きにわたって、地域の方々から愛され、多くの学生を輩出してきました。

この記念すべき年に、意欲にあふれた学生のみなさんと一緒に、活気と魅力あふれる「あずま野学園」を創りあげていきたいと思います。

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