高齢者大学「あずま野学園」活動の様子

更新日:2024年12月27日

3/14 「令和5年度 あずま野学園 卒業式・修了式」

式典中の様子

卒業・修了式の様子

ヘルマンハープ演奏会の様子

フレンドリィの皆さんによるヘルマンハープ演奏

令和6年3月14日(木曜日)に「あずま野学園」の卒業式・修了式が卒業生25名(4年間皆勤賞1名)、在学生117名で挙行されました。

今年の卒業生は、コロナの影響で1年の休校を経て、5年間あずま野学園に在籍された学年になります。休校明けも制限のある中での学園生活となり、歯がゆい思いをされた方もいらっしゃったと思います。

長く続いたコロナ渦からポストコロナとなった今、卒業生、在校生が一堂に会して卒業・修了式を迎えられたことは、大変喜ばしく、心よりお祝い申し上げます。

そして、アトラクションとして「フレンドリィ」の皆さんをお招きし、ヘルマンハープ演奏を聞かせていただきました。

2/22 講座「思い込みをはずして、自分再発見!」 講師:小林 美香 氏

講師の小林美香氏

講師の小林美香 氏

各自チェックシートを回答している様子

日常生活の中にある「思い込み」を考えます

あなたの中に「思い込み」はありませんか?

脳には「過去の経験や知識をもとに、認知や判断を自動化し、物事を素早く効率的に処理することをサポートする機能」が備わっています。

その機能は素早い判断ができる一方で、無意識の「決めつけ」や「押しつけ」につながることもあります。これをアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)と言います。

多様性の時代となった今、思い込みを外しものの見方を変えることで、これまで見えていなかった新たな一面を発見できるかもしれません。

1/11 講座「ため池と一色について」 講師:小林 誠司 氏

意外と知らない地元の歴史!ため池からみる一色と二俣の成り立ち。

兵庫県文化財保護指導委員である講師は、日本建築史・文化財・地域史などを専門としており、兵庫大学、いなみ野学園大学院等でも長年講師を担当されています。

かつて一色と二俣は、新井用水(しんゆようすい)を引水する集落でした。また、段丘上に傾斜した地形は、ため池の築堤が容易でした。引水により水田耕作は可能でしたが、耕作は容易でない土地柄で、副産物として木綿栽培が行われていました。

庄屋、木綿問屋などで財を成し、二俣を中心に地域貢献した旧家の坂田家が建築した洋館は、W.M.ヴォーリズの住宅作品とされ、築100年を迎えており、加古川市内では唯一の洋館建築として今も二俣に現存しています。

今も残る歴史の痕跡を辿りながら、地元を散策したくなる講座になりました。

講師の話に耳を傾ける学生の様子

地元の歴史なので興味深く聞き入っています

11/9 講座「ヘエ~ インドってこんなところ!?」 講師:シング・プリヤンカ 氏

講師のシング・プリヤンカ氏

講師のシング・プリヤンカ 氏

講座中の様子

初めて知るインドの話もあり聞き入っています

インドという国をメディアなどで知っていても、実際に訪れた経験があるというのは珍しいのではないでしょうか。

講師はインドのバラナシのご出身で6年前に来日し、現在は日本で生活をされています。

インドという国はどのような国なのか、人口・気候・文化・言語などの話から、

インドと日本の二つの国で生活をされたからこそ気付く文化の違いの話もあり、貴重なお話に学生たちも耳を傾けていました。

インドの伝統衣装のサリーを身につけて講演いただき、異国情緒あふれる講座になりました。

10/14~10/15「令和5年度 あずま野学園作品展」

作品展の様子

作品展の様子

展示作品の一部

展示作品の一部

10月14日(土曜日)から10月15日(日曜日)にかけて令和5年度「あずま野学園作品展」を開催しました。

高齢者大学「あずま野学園」の各クラブ(絵画・川柳・絵手紙・写経・パソコンデザイン)や学生、学生OBによる書、絵画、写真、手工芸品など、多数の秀作を出展いただきました。

多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。

10/12 講座「睡眠と健康の知恵袋」 講師: 美濃 和佳子 氏(明治安田生命)

講師の美濃和佳子氏

講師の美濃 和佳子 氏

講座中の様子

身近なテーマなので聞き入っています

年齢を重ねるにつれ増えてくる睡眠の悩み!より良い睡眠について考える。

年齢とともに睡眠は短く浅くなり、眠れないなど睡眠の悩みは増えていくものです。

睡眠についての正しい知識や自身の睡眠タイプを知り、体内時計を整える規則正しい生活を心がけることが良い睡眠につながります。

まずは自身の生活の中でできるものから始めてみましょう!

自身に最適な「睡眠」について深く考えることのできた講座でした。

7/27 講座「南極紀行~第56次日本南極地域観測隊に参加して~」        講師:河合 健次 先生

講師の河合健次先生

講師の河合 健次 先生

講師の話に耳を傾ける学生の様子

貴重な南極観測の動画や写真に見入っています

南極ってどんな所?「色彩」と「時」から南極を知る。

現役の小学生教諭として教壇に立つ傍ら、2014年11月から4か月間、第6回教員南極派遣プログラムに参加し、第56次南極地域観測隊に同行されたご経験をお持ちの講師。

講師は夏の南極で「色彩採集」と「日時計観測」に試みました。

観測の拠点とした昭和基地は、岩盤が隆起してできた島にあり、ここでは夏の間だけ雪や氷がなく、むき出しの乾いた岩盤と土だけになります。そこは、強い太陽の日差しと澄んだ空気による鮮やかな色に溢れていました。

また、南極と北極の夏には太陽が24時間沈まない「白夜」があり、講師は南極の白夜に日時計の観測を行いました。

実際に南極で観測を行ったからこそ語ることができる活きた体験談の数々に学生のみなさんも聞き入っていました。

6/22 講座「急な介護であわてないために~自分や親の老後の心構え、できていますか?~」 講師:小倉 毅 氏

講師の小倉毅氏

講師の小倉 毅 氏

講師の話に耳を傾ける学生の様子

講師のお話に真剣に聞き入っています

介護は急にやってくる!備えあれば憂いなし!

介護をする側、受ける側、ともに介護をきっかけに、今までの生活ががらっと変わってしまうかもしれません。

いつかやってくるかも知れない介護生活に備えて今からできることとは?

講師は現在、大学で福祉学について教鞭を執っておられますが、介護現場で従事されていたご経験もお持ちという福祉と介護のエキスパート。

心身の健康、人間関係、生活環境、生活保障など、様々な方面から健康と介護に関する知恵と知識をお話しいただきました。

今、必要なこと、準備すべきことを再認識させられる講座でした。

 

6/8 講座「リサイクル楽器deリサイタル」 講師:マエストロ足立 氏

講師のマエストロ足立氏

講師のマエストロ足立 氏

頭でピアニカを演奏する足立氏

とても頭で演奏しているとは思えない素敵なメロディー♪

箒をリサイクルして作った笛を吹く足立氏

リサイクルで身近なホウキも素敵な笛に!

リサイクルで身近な日用品も素敵な楽器へ!

講師のマエストロ足立氏は、教師として定年まで教壇に上り、現在はリサイクル楽器制作、演奏家、音曲漫談で活躍中。

ものつくりでは、地元丹波や川崎市からアイディア賞や審査員特別賞など数々の賞を受賞。

近年ではR1グランプリに出場、各局地上波テレビ番組への出演も果たすという多彩な経歴をお持ちの足立氏。

驚きの作品の数々と素敵な演奏、巧みな話術とまさにエンターテイメント!

学生のみなさんの笑い声にあふれた講座となりました。

 

5/11 講座「仲間と一緒に健やかライフ ~フレイルを予防しよう!~」 講師:濱口 清子 氏

講師の話に耳を傾ける学生の様子

笑いも織り交ぜたお話に学生も聞き入っています

講師の濱口清子氏

講師の濱口 清子 氏

人生100年時代と言われる現代、いくつになっても健康的に若々しく過ごしたいものです。

高齢期を健やかに過ごす鍵は70代の過ごし方にあり!

年齢を重ねても社会や人との繋がりを大切にし、栄養バランスの良い食事、適度な運動を心がけ、毎日を生き生きと楽しみましょう。

 

 

4/27 令和5年度あずま野学園入学・開講式の様子

あずま野学園入学・開講式の様子

新入生と在校生の初顔合わせ

新入学生40名、2年生39名、3年生48名、4年生26名の計153名をお迎えし、令和5年度「あずま野学園」が始まりました。

コロナ以前のにぎやかな学園風景を取り戻しつつあると実感できた入学・開講式でした。

今年度も意欲にあふれた学生のみなさんと一緒に、活気と魅力あふれる「あずま野学園」を創りあげていきたいと思います。

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