学校園における留守番電話による対応の実施

　教職員の長時間勤務が常態化し、健康状況が危惧されていることが、社会的にも大きな関心を集めており、教職員が心身ともに健康な状況で、幼児・児童・生徒一人一人に向き合える教育環境と、やりがいを持って職務に従事できる時間を確保するため、教職員の業務負担の軽減を図ることは重要な課題となっています。

　これまでも、本市は、文部科学省や兵庫県教育委員会から示された勤務時間の適正化に向けた趣旨を踏まえ、「定時退勤日」や「ノー部活デー」、「学校園閉庁日」の設定等に取り組んでまいりました。

　そこで、学校園における業務の質的転換を図り、教職員が心身ともに健康で、ゆとりをもって充実した教育活動が行えるように、教職員の働き方改革の一環として、早朝や夜間、休日等の勤務時間外の電話対応について、留守番電話（音声ガイダンス）による対応（録音機能無）を導入いたします。

実施内容

1. 運用開始日
   令和元年9月2日（月曜日）
2. 対象校
   すべての幼稚園・小学校・中学校・加古川養護学校
3. 運用時間

• 授業・保育を実施しない日（土曜日、日曜日、祝日、振替休業日、学校園閉庁日等）は、終日となります。ただし、土曜日、日曜日等に、授業や保育、行事を実施する際は、原則、授業・保育日と同様となります。
• 学校園閉庁日は、8月13日～15日、12月29日～翌年1月3日です。
• 定時退勤日やノー部活デー等の実施日については、留守番電話の運用開始時間を、勤務時間終了後の範囲において（例：17時00分から）、より早い時間に変更することもあります。