地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」(中学2年生)
地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」体験活動
最近の子どもたちの生活はゆとりがなく、直接体験が不足しています。
今こそ、学校・家庭・地域社会が一体となり、教育の在り方を見直さなければなりません。
この「トライやる・ウィーク」は、中学2年生が学校を離れた1週間の体験活動をとおして、自分自身を見つめ、自分なりの生き方を見つけるために平成10年(1998年)に始まりました。
1 どんな体験活動をするのでしょう
職場体験活動
製造、販売、飲食店、美容院や理容店、病院、幼稚園や小学校、消防署、郵便局、建設会社、JR、市役所関係など
ボランティア・福祉体験活動
社会福祉協議会、社会福祉施設、独居老人宅訪問、市役所関係など
文化・芸術創作活動
茶華道教室、編み物、木工、文化財調査、詩吟など
勤労生産活動
農業体験、牧場での活動、漁業体験など
その他の活動
報道や情報、環境調査活動、地域交流活動、ミニ国際交流など
2 「指導ボランティア」(事業所)を募集しています
この「トライやる・ウィーク」は、同じ活動をやってみたい子どもたちが、5、6人で1グループとなって活動します。そして、子どもたちを指導していただくのが、「指導ボランティア」と呼ばれる大人の方々です。
指導ボランティアは、事業所の場合は、通常そこで働かれている方にお願いしていますが、文化・芸術活動やボランティア活動では、その期間中、子どもたちを指導してくださる方が必要となります。
自薦他薦にかかわらず、「子どもたちを指導してやろう」という方がおられましたら、地域の中学校か、教育委員会(学校教育課 079-427-9354)までご連絡ください。
【学校用】「地域に学ぶトライやる・ウィーク」チラシ (PDFファイル: 583.9KB)
【企業用】「地域に学ぶトライやる・ウィーク」チラシ (PDFファイル: 797.0KB)
3 生徒の声、保護者の声、指導ボランティアの声、先生の声
生徒の声
- 地域の方や、いろんな人たちが私たちに協力してくれていることがわかった。
- この活動のおかげで、地域のことがわかり、興味がもてるようになった。
- 挨拶をすること、責任をもつことが大切だということがわかった。
- 一つのことを成功させるための苦労がわかった。
保護者の声
- 地域の方々と触れ合うことができるのは、とてもいいことだと思います。働くという経験が少なくなっているので、今後も続けてほしいと思います。
- 受け入れていただく施設が決定するまでは、希望がかなわず、がっかりしていましたが、始まってみるとボランティアの方々のおかげで、充実した5日間になったようです。
- 最近になって将来の夢を少しずつ持ち始め、その夢と活動内容が重なり合うところがあったので、毎日とても満足した表情で帰宅していました。将来に向けて、この活動が少しでも役立てばと願います。
指導ボランティア(事業所)の声
- 生徒さんのしたいことに応援、協力してあげたいです。その上で、仕事の大変さもわかってもらえたらな、と思います。
- 子どもたちの素直さに感動しました。これからも是非続けてほしい。
- 最初に、働くことの意味を理解して欲しいと思い、いろいろ注意したが、みんな明るく黙々と頑張ってくれた。
先生の声
- この経験を通して、表情も明るく少し積極性が増したように感じられる。
- 地域の絶大な協力を感じた。
- この活動を通して、生徒が働くことについて考えたり、大人から褒めてもらったりしたことで、自信がもてたようだ。
更新日:2024年03月15日