地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」(中学2年生)

更新日:2024年03月15日

地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」体験活動

最近の子どもたちの生活はゆとりがなく、直接体験が不足しています。
今こそ、学校・家庭・地域社会が一体となり、教育の在り方を見直さなければなりません。
この「トライやる・ウィーク」は、中学2年生が学校を離れた1週間の体験活動をとおして、自分自身を見つめ、自分なりの生き方を見つけるために平成10年(1998年)に始まりました。

1 どんな体験活動をするのでしょう

職場体験活動

製造、販売、飲食店、美容院や理容店、病院、幼稚園や小学校、消防署、郵便局、建設会社、JR、市役所関係など

ボランティア・福祉体験活動

社会福祉協議会、社会福祉施設、独居老人宅訪問、市役所関係など

文化・芸術創作活動

茶華道教室、編み物、木工、文化財調査、詩吟など

勤労生産活動

農業体験、牧場での活動、漁業体験など

その他の活動

報道や情報、環境調査活動、地域交流活動、ミニ国際交流など

2 「指導ボランティア」(事業所)を募集しています

 この「トライやる・ウィーク」は、同じ活動をやってみたい子どもたちが、5、6人で1グループとなって活動します。そして、子どもたちを指導していただくのが、「指導ボランティア」と呼ばれる大人の方々です。
 指導ボランティアは、事業所の場合は、通常そこで働かれている方にお願いしていますが、文化・芸術活動やボランティア活動では、その期間中、子どもたちを指導してくださる方が必要となります。
 自薦他薦にかかわらず、「子どもたちを指導してやろう」という方がおられましたら、地域の中学校か、教育委員会(学校教育課 079-427-9354)までご連絡ください。

地域に学ぶトライやる・ウィークチラシ(学校用)
地域に学ぶトライやる・ウィークチラシ(企業用)
3 生徒の声、保護者の声、指導ボランティアの声、先生の声

生徒の声

  • 地域の方や、いろんな人たちが私たちに協力してくれていることがわかった。
  • この活動のおかげで、地域のことがわかり、興味がもてるようになった。
  • 挨拶をすること、責任をもつことが大切だということがわかった。
  • 一つのことを成功させるための苦労がわかった。

保護者の声

  • 地域の方々と触れ合うことができるのは、とてもいいことだと思います。働くという経験が少なくなっているので、今後も続けてほしいと思います。
  • 受け入れていただく施設が決定するまでは、希望がかなわず、がっかりしていましたが、始まってみるとボランティアの方々のおかげで、充実した5日間になったようです。
  • 最近になって将来の夢を少しずつ持ち始め、その夢と活動内容が重なり合うところがあったので、毎日とても満足した表情で帰宅していました。将来に向けて、この活動が少しでも役立てばと願います。

指導ボランティア(事業所)の声

  • 生徒さんのしたいことに応援、協力してあげたいです。その上で、仕事の大変さもわかってもらえたらな、と思います。
  • 子どもたちの素直さに感動しました。これからも是非続けてほしい。
  • 最初に、働くことの意味を理解して欲しいと思い、いろいろ注意したが、みんな明るく黙々と頑張ってくれた。

先生の声

  • この経験を通して、表情も明るく少し積極性が増したように感じられる。
  • 地域の絶大な協力を感じた。
  • この活動を通して、生徒が働くことについて考えたり、大人から褒めてもらったりしたことで、自信がもてたようだ。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:学校教育課(新館8階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9352
ファックス番号:079-421-4422
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