「家庭学習の手引き」
「家庭学習の手引き」作成の趣旨
- 子どもたちの学力を伸ばすためには、「知的好奇心」を育てていく必要があります。そのためには、「生活習慣」「食習慣」「読書習慣」「学習習慣」の4つの習慣づくりが大切であると考えます。これは、「全国学力・学習状況調査」の分析結果からも確認されています。
- 本市は、この4つの習慣づくりのためには、家庭における学習と、学校における学習が両輪となって進めることが必要であると考えます。家庭における学習を進めるため、4つの習慣化のために役立つ学習のポイントや、家庭での約束を作るためのアドバイス等を、子どもたちの発達段階に沿ってまとめた「加古川の子どもたちの学びや育ちをつなぐ家庭学習の手引き」を作成しました。
4つの習慣づくり
- 子どもたちの学力を伸ばす「もと」になるものは、「なぜだろう?」「どうしてこうなるのだろう?」という「素朴な疑問」に基づき、「調べてみよう!」「やってみよう!」と興味・関心や意欲、すなわち「知的好奇心」をもって探究しようとする態度です。
そのためには、子どもたちの「やる気」のもとになる「気力」や「体力」を育てていかなくてはなりません。そして、子どもたちの学力を伸ばすために必要な「気力」や「体力」の基礎づくりができる最良の場は、家庭なのです。
まずは、「生活習慣」、「食習慣」の習慣づくりが大切です。
生活習慣 規則正しい生活リズムを
- 「あいさつ」から始め、「身の回りの整理整頓」や「手伝いや家事の分担」、「生活のリズム」など、メリハリのある生活習慣は、子どもたちの心をたくましくし、気力を高めます。
食習慣 バランスのよい食事と適度な運動を
- 規則正しく、バランスの良い食事の習慣と、毎日の適度な運動は、基礎体力をつけ、体を丈夫にします。
さらには、「読書習慣」、「学習習慣」の習慣づくりを図りましょう。
読書習慣 いろんなジャンルの読書を
- 幼い頃から親子で一緒に絵本を読んだり、見て語ったりすることは、子どもの感性や豊かな心を育てる読書習慣へとつながります。いろいろなジャンルの読書に親しむことは、子どもに夢とロマンのある豊かなイメージの世界を作りあげていきます。
学習習慣 毎日の家庭学習を大切に
- 家庭では、学習習慣を身につけるような環境づくりから始めることが大切です。大人に見守られている安心感の中で、学習習慣を身につけていくと、学年が進むにつれて、自学自習の習慣が身についてきます。子どもを見守り、励まし、相談に乗りつつ、支援することが大切です。
加古川の子どもたちの学びや育ちをつなぐ「家庭学習の手引き」
以下に、「家庭学習の手引き」を掲載します。
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更新日:2022年12月06日