『岸東遺跡発掘調査報告書』の発行について（2024.03.31更新）

　『岸東遺跡発掘調査報告書』を令和6年3月31日に発行しました。
　この報告書は、令和4年度5月及び6月に実施した西神吉町岸にある岸東遺跡（旧称は岸城跡）の発掘調査報告書です。
　調査は、宅地造成工事に伴っうもので、調査面積は503平方メートルでした。
　東遺跡は、以前は岸城跡という名称でしたが近年になって城跡でないことが判明したため名称の変更があった遺跡で、平安時代後期から室町時代までの集落遺跡と考えられています。
　調査の結果、掘立柱建物跡を中心とする集落以降が検出され、平安時代後期から室町時代にかけての土器が出土しました。

　この報告書は、文化財調査研究センター、加古川市役所行政資料室、中央図書館などの施設で閲覧することができます。また、全国遺跡報告総覧（外部サイト）「岸東遺跡発掘調査報告書」でPDFデータを閲覧することができます。非売品です。

　加古川市教育委員会の文化財調査報告書などの刊行物は以下の「刊行物一覧」に掲載しています。

刊行物一覧（普及図書、文化財調査報告書、構想・事業調査報告書など）

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