築山の榎/市指定文化財

更新日:2022年02月20日

築山の榎の画像

名称

築山の榎(つきやまのえのき)

数量

1本

種類

天然記念物

時代

江戸時代/宝暦6年(1756)

所有者及び所在地

国包伊勢講 上荘町国包179

指定年月日

平成2年10月11日(平成26年2月27日名称及び数量変更)

解説

 上荘町国包の築山は、加古川の洪水から人や家畜を守るため、宝暦6年(1756)に避難施設として築かれた人工の丘です。この上に立つ1本の巨木に見えたものは、榎2本が椋1本をはさむように生えていた3本の木で、築山の歴史とともに生育したと考えられるもので、平成2年に市指定文化財の指定を受けました。
 ところが、平成24年4月3日の強風で北側の榎とまん中の椋が、地面から高さ約1.5メートルのところで折れるという大きな被害があり、残った南側の榎の被害状況も心配されていました。その後、地元の皆様の保存対策のおかげで、残った榎の樹勢もある程度回復しました。そのため、指定名称と数量の内容を変更して、引き続き市指定文化財として保護していきます。
(旧名称及び数量)エノ木・ムクノ木 榎2本・椋1本

文化財解説シート(内部リンク)

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
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