小畑長楽寺の六尊石仏/市指定文化財
名称
六尊石仏(ろくそんせきぶつ)
数量
1基
種類
考古資料
材質及び技法
石造
時代
南北朝時代 14世紀
所在地及び所在地
長楽寺(平荘町小畑)所蔵
寸法
現高183センチ
指定年月日
平成20年3月13日市指定
解説
この石仏は、平荘町小畑の長楽寺墓地に立つもので、古墳時代の凝灰岩製の石棺材に6軀の仏像を半肉彫りした石棺石仏です。
石棺は、縄掛突起のある家形石棺の蓋石で、その内側に上下3段左右2列に阿弥陀如来や地蔵菩薩と考えられる6軀の仏像を配置しています。鎌倉時代の石仏と比べると、表現に形式化が進みかけているものの、近接する小畑東地区に立つ「八尊石仏(八ツ仏)」(市指定文化財)とともに、南北朝時代の大型で迫力のある石棺仏として、注目されてきたものです。
石棺材に複数の仏像を彫り出したこのような形式の石仏は、加古川地域の特色を示すものです。
文化財解説シート(内部リンク)
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
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更新日:2019年12月23日