小畑長楽寺の六尊石仏/市指定文化財

更新日:2019年12月23日

六尊石仏の画像

名称

六尊石仏(ろくそんせきぶつ)

数量

1基

種類

考古資料

材質及び技法

石造

時代

南北朝時代 14世紀

所在地及び所在地

長楽寺(平荘町小畑)所蔵

寸法

現高183センチ

指定年月日

平成20年3月13日市指定

解説

 この石仏は、平荘町小畑の長楽寺墓地に立つもので、古墳時代の凝灰岩製の石棺材に6軀の仏像を半肉彫りした石棺石仏です。
 石棺は、縄掛突起のある家形石棺の蓋石で、その内側に上下3段左右2列に阿弥陀如来や地蔵菩薩と考えられる6軀の仏像を配置しています。鎌倉時代の石仏と比べると、表現に形式化が進みかけているものの、近接する小畑東地区に立つ「八尊石仏(八ツ仏)」(市指定文化財)とともに、南北朝時代の大型で迫力のある石棺仏として、注目されてきたものです。
 石棺材に複数の仏像を彫り出したこのような形式の石仏は、加古川地域の特色を示すものです。

文化財解説シート(内部リンク)

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