鶴林寺の紺紙金字妙法蓮華経/市指定文化財

更新日:2025年10月01日

鶴林寺妙法蓮華経

名称

妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)

数量

4巻

種類

典籍(書跡、典籍、古文書)

材質及び技法、寸法

各 巻子装、紺紙金字経
縦 縦 各 25.4cm、横 第四巻 916.4cm・第五巻 897.0cm・第七巻 860.9cm・第八巻 725.9cm 

時代

平安時代末期 12世紀

所有者及び所在地

所有者 鶴林寺

所在地 加古川町北在家424番地

指定年月日

平成14(2002)年4月11日

解説

 妙法蓮華経八巻のうち、第四・五・七・八巻の四巻で、残りの四巻は欠けています。
 表紙には宝相華文を、見返しの部分には仏菩薩を金銀泥で描いています。第四・八巻は表紙・見返しとも比較的よく残っていますが、第五巻の見返しは長さ10cmしかなく、第七巻の見返絵は失われています。
 経文は、高さ16.9cm、幅1.8cmの銀泥の界線中に、金泥で17字ずつ書写しています。温雅で端正な書風を示し、製作年代は平安時代末期まで遡るとみられています。
 全体に傷んでいることが惜しまれます。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
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