如意寺の阿弥陀如来立像/市指定文化財

更新日:2026年07月31日

如意寺阿弥陀如来立像

名称

阿弥陀如来立像(あみだにょらいりゅうぞう)

数量

1軀

種類

彫刻

材質及び技法

木造、一木造、古色、彫眼

法量

像高 95.5センチメートル

時代

平安時代/11世紀頃

所有者

如意寺 所蔵

所在地

加古川町木村602番地

指定年月日

平成19(2007)年3月1日 市指定

解説

 如意寺の本尊として本堂厨子内に安置されている阿弥陀如来立像です。
 聖徳太子作と伝えられていますが、作者は不詳です。
 内刳りを施さない一木造で、小粒の螺髪を彫出し、彫眼で、やや重厚で厳しい面相をしています。左手は垂下して第一指第二指を捻じ、右手は屈臂して同じく第一指第二指を捻じており、いわゆる上品下生印を結んでいます。腹部はやや大きく出ており、衲衣腰部のY字形衣文線は特徴的です。
 簡素で力強いこの像は、表情はやや厳しく、体軀の表現も重厚感が残り、平安時代後期も早い頃の仏像の特徴を備えています。
 肉髻珠、白毫は無く、左手は手首より先、右手は袖から手首、その他、台座、光背等は後補です。
 木村地区にある如意寺は、すでに火災により消失した神宮寺や金剛寺とともに、隣接する泊神社と関わりが深く、近世の泊神社の本尊が聖徳太子作の薬師如来像であったという記録が残っていることなどと合わせ、この地域の近世以前の神仏習合のようすを考える上でも興味深い資料です。
 全体に整った平安時代の阿弥陀如来立像であり、修理の痕も少なく像造当時のようすをよく残しており、市内に伝わる平安時代の仏像の中では、とくに貴重なものといえます。

地図

この記事に関するお問い合わせ先

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住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
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