宮山遺跡/市指定文化財

更新日:2023年06月21日

宮山遺跡

名称

宮山(みやま)遺跡

種類

史跡

時代

縄文時代~中世

所有者及び所在地

上西条町内会・中西条町内会、加古川市八幡町上西条1158番地の2

指定年月日

昭和43(1968)年4月1日

解説

 宮山遺跡は、いなみの台地縁辺部の舌状に突出した小丘陵上に位置します。縄文時代の集落跡、古墳、中世の遺物などが確認されている複合遺跡です。
 昭和40(1965)年頃に行われた発掘調査で縄文時代の住居址跡や祭祀跡を発見したといわれています。遺構の詳細は未報告ですが、遺物については『加古川市史』で一部報告されています。縄文土器以外では、昭和60(1985)年に行われた宮山大塚の調査で出土した中世の青白磁などの舶載品が注目されます。古墳は、6基の円墳があり、中央に位置する墳丘径約40mの宮山大塚古墳をはじめ、全てが横穴式石室の主体部を持っています。
 平成4(1992)・5(1993)年に遺跡の史跡整備が行われました。現在は宮山農村公園として、人々の憩いの場となっています。
 

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
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