尾上神社(本殿、拝殿、幣殿、隋身門)4件/国登録文化財

更新日:2022年01月08日

尾上神社関連の国登録文化財は4件あり、まとめて掲載しています。

登録名称及び数量

尾上神社本殿(おのえじんじゃほんでん) 1棟

尾上神社拝殿(おのえじんじゃはいでん) 1棟

尾上神社幣殿(おのえじんじゃへいでん) 1棟

尾上神社随身門(おのえじんじゃずいしんもん) 1棟

種類

各 建造物

種別

各 建築物

時代

尾上神社本殿 江戸時代後期、18-19世紀

尾上神社拝殿 近代(明治時代)、19世紀

尾上神社幣殿 近代(大正時代)、20世紀

尾上神社随身門 江戸時代後期、18-19世紀

所有者及び所在地

各 志方八幡神社 、各 尾上町長田518番地

登録年月日

各 平成19(2007)年5月15日 国登録

構造・形式及び解説

・尾上神社本殿 木造平屋建、銅板葺、建築面積16平方メートル
 加古川河口近くに所在する神社です。境内入口正面に社殿が建ち、本殿はその最奥に位置します。木造、三間社流造、銅板葺。庇側面を板壁とし、前面を幣殿の祝詞座に接続します。妻は二手先の組物で、妻飾を二重虹梁大瓶束の形式とし、本格的な神社本殿のつくりとします。

・尾上神社拝殿 木造平屋建、瓦葺、建築面積64平方メートル
 社殿の最前に建っています。木造、桁行5間、梁間4間で、背面に太鼓橋及び神饌所が附属し、入母屋造、正面千鳥破風及び軒唐破風付、本瓦葺とします。破風妻飾は木連格子。屋根には鯱や鬼瓦等の役物瓦を多用し、社殿正面を飾るなど、重厚かつ華やかな外観を見せいいます。

・尾上神社幣殿 木造平屋建、瓦葺、建築面積51平方メートル
 本殿前面に付設して建っています。木造平屋建、桁行3間、梁間3間、入母屋造、本瓦葺とし、正面に千鳥破風を付け、背面に入母屋屋根を付けています。妻飾は正面以外を木連格子として拝殿と意匠を合わせています。本殿側に祝詞座を設け、規模が大きく、屋根のつくりも特徴があります。

・尾上神社随身門 木造平屋建、銅板葺、建築面積23平方メートル
 木造,三間一戸八脚門、入母屋造、銅板葺。角柱を長押で固め、虹梁形の飛貫上に蟇股を載せています。軒は一軒半繁垂木。正面中央間に両開戸を吊り、両脇間は板壁で囲い、両脇間後室に随身像を向き合わせに安置している。境内入口に建ち、神社正面の重厚な構えを見せています。

(解説は、登録時の資料及び文化庁国指定文化財等データベースの解説を基本に作文しています。)

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