旧大西家住宅(みとろ苑)(表門、大広間棟、渡廊下及び浴室)3件/国登録文化財

更新日:2021年04月16日

旧大西家住宅(みとろ苑)関連の国登録文化財建造物は3件あり、まとめて掲載しています。

登録名称及び数量

旧大西家住宅(みとろ苑)表門(きゅうおおにしけじゅうたく(みとろえん)おもてもん) 1棟

旧大西家住宅(みとろ苑)大広間棟(きゅうおおにしけじゅうたく(みとろえん)おおひろまとう) 1棟

旧大西家住宅(みとろ苑)渡廊下及び浴室(きゅうおおにしけじゅうたく(みとろえん)わたりろうかおよびよくしつ) 1棟

種類

各 建造物

種別

旧大西家住宅(みとろ苑)表門 建築物

旧大西家住宅(みとろ苑)大広間棟 建築物

旧大西家住宅(みとろ苑)渡廊下及び浴室 建築物

時代

旧大西家住宅(みとろ苑)表門 近代(大正時代)、20世紀

旧大西家住宅(みとろ苑)大広間棟 1棟 近代(大正時代)、大正7(1918)年頃

旧大西家住宅(みとろ苑)渡廊下及び浴室 1棟 近代(大正時代)、20世紀

所有者及び所在地

各 財団法人農村文化協会 、各 上荘町見土呂375番地の1

登録年月日

各 平成21(2009)年4月28日 国登録

構造・形式及び解説

・旧大西家住宅(みとろ苑)表門 木造、瓦葺、間口4.9メートル、東側塀付
 通りに南面する切妻造の門で、東西に塀を付けています。桁行三間で、両端には控柱を建てています。中央に両開戸をたて、上部に小壁を設け、両脇間及び本柱控柱間を腰竪板張、上部土壁とし、東脇間に潜りを設けています。背面に聚楽壁を残す。軽快ながら品格のある表構えをつくっています。

・旧大西家住宅(みとろ苑)大広間棟 木造平屋建、瓦葺、建築面積169平方メートル
 敷地西北に位置し、南北を庭園に囲まれています。東西棟の入母屋造桟瓦葺、背面に入母屋屋根を出し、周囲に銅板庇をめぐらしています。十六畳の大広間と次の間を東西に並べ、三方に畳縁をまわし、角座敷を付設。厳選された良材が使われ、座敷構えや繊細な欄間など見応えがあります。

・旧大西家住宅(みとろ苑)渡廊下及び浴室 木造平屋建、瓦葺及び銅板葺、建築面積50平方メートル
 大広間棟から東南方へ矩折れに延び、北面に浴室などを付設。切妻造桟瓦及び銅板葺で、磨丸太材を使用。土壁とし、隅切りの方形窓や木瓜窓を開けています。浴室天井は中央に換気口を設け、放射状に棹縁を配り、脱衣室は舟底天井としています。数寄屋風意匠になる瀟洒な建築。

(解説は、登録時の資料及び文化庁国指定文化財等データベースの解説を基本に作文しています。)

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郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
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