鶴林寺常行堂/国指定重要文化財

更新日:2022年02月04日

鶴林寺行者堂

名称

常行堂(じょうぎょうどう)

数量

1棟

種類

建造物

時代

平安時代 、12世紀

構造及び形式等

桁行四間、梁間三間、一重、寄棟造、妻入、本瓦葺

所有者及び所在地

鶴林寺/加古川町北在家424番地

指定年月日

明治40(1907)年5月27日 国指定

解説

 本尊:阿弥陀如来
 この建物は、国宝太子堂とほぼ同時代の建立で、もとは太子堂と同じく桧皮葺(ひわだぶき)であったものを1566年に瓦屋根に葺きかえたものである。
 外観は比較的低くて、蔀戸(しとみど)や板扉を用い、簡素で上品な落ち着いた建物である。内部は、前方に参拝者が礼拝するスペースがとりこまれているが、これは太子堂の形式を一歩進めたものと言える。
 このお堂では、「常行三昧(じょうぎょうざんまい)」という、口で阿弥陀仏を唱え、心に阿弥陀仏を思いながら、休むことなく何十日も歩き巡る厳しい修業が行われた。その遺構としては日本最古のものである。
(鶴林寺常行堂説明板の内容を転載)

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地図情報

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郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
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