鶴林寺常行堂/国指定重要文化財
名称
常行堂(じょうぎょうどう)
数量
1棟
種類
建造物
時代
平安時代 、12世紀
構造及び形式等
桁行四間、梁間三間、一重、寄棟造、妻入、本瓦葺
所有者及び所在地
鶴林寺/加古川町北在家424番地
指定年月日
明治40(1907)年5月27日 国指定
解説
本尊:阿弥陀如来
この建物は、国宝太子堂とほぼ同時代の建立で、もとは太子堂と同じく桧皮葺(ひわだぶき)であったものを1566年に瓦屋根に葺きかえたものである。
外観は比較的低くて、蔀戸(しとみど)や板扉を用い、簡素で上品な落ち着いた建物である。内部は、前方に参拝者が礼拝するスペースがとりこまれているが、これは太子堂の形式を一歩進めたものと言える。
このお堂では、「常行三昧(じょうぎょうざんまい)」という、口で阿弥陀仏を唱え、心に阿弥陀仏を思いながら、休むことなく何十日も歩き巡る厳しい修業が行われた。その遺構としては日本最古のものである。
(鶴林寺常行堂説明板の内容を転載)
外部リンク
文化庁国指定文化財等データベース 鶴林寺常行堂(外部リンク)
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
問合せメールはこちら
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
問合せメールはこちら
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2022年02月04日