鶴林寺太子堂/国宝

更新日:2022年02月04日

鶴林寺太子堂

名称

太子堂(たいしどう)

数量

1棟

種類

建造物

時代

平安時代後期 、天永3(1112)年

構造及び形式等

桁行三間、梁間三間、正面一間通り庇付、一重、宝形造、庇葺きおろし、檜皮葺

所有者及び所在地

鶴林寺/加古川町北在家424番地

指定年月日

明治34(1901)年3月27日 国指定

解説

 本尊:釈迦如来 文殊菩薩 普賢菩薩 四天王
 兵庫県下最古の建築で、聖徳太子ご創建の聖霊院(しょうりょういん)の後身として太子堂とよばれているが、本来は西方にある常行堂と対をなす天台宗最古の法華堂である。
 桧皮葺き(ひわだぶき)の美しい屋根に宝珠がのせてあり、内部は正面に礼堂があり奥が3間4面の内陣になっている。
 天井は小組格天井(こぐみごうてんじょう)とよばれるぜいたくな天井である。
 須弥壇(しゅみだん)後方の板壁には、表に九品来迎図(くぼんらいごうず)、裏面には涅槃図(ねはんず)、天井小壁には飛天図、その他長押し上の小壁、四天柱などからも創建当時の壁画が、昭和51年に赤外線写真によって発見された。しかし今なおススにおおわれ肉眼では見ることができない。
(鶴林寺太子堂説明板から転載)

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